董卓討伐戦
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
孫堅さんの陣営の外に出ると大勢の敵が取り囲んでいた。その中にはとても体躯のいい男性がおり、なんとなくだが噂の『華雄』という人ではと悟る
「そこを退け!怪我をしたくなかったらな!」
「怪我所で戦を乗り越えられるとでもお思いですか?生ぬるい考えですね」
「なんだとぉ!」
あえて挑発すると簡単に乗ってくれたのか一人でこちらに走ってきた。兵士も遅れてそれに着いてくる
「ごめんなさい!私戦場で手を抜くなんて器用なこと出来ないんです!」
「ぐわっ!」
一気に戟を振り下ろし、それを躱された瞬間地面にくい込んだ戟を軸に周りに蹴りを入れる。華雄さんには躱されたが、周りの兵士には見事クリーンヒット
「女のくせに強いじゃねぇか…!」
「その『女のくせに』が気に食わないんですよ…!」
戟で追撃し隙ができれば回し蹴りや飛び蹴りを行う。斬撃は入らないが、その隙に入る打撃は効果があるのか徐々に華雄さんの体力を奪っていった
「はぁっ、はぁっ…このっくそがぁ!おとなしくやられろぉぉっ!」
「残念ながら却下します!」
「ぐあっ!」
少し助走をつけて華雄さんの顎を蹴りあげると、それを受けた華雄さんはばたりと倒れた。そしてそのまま兵士達に連れていかれた。首とか惨くて切り取れない人でよかったわね華雄さん
「…駄目、久々に戦うと体が滾っちゃう」
少しでも止まるとモヤモヤしてしまい、少しリズムよく跳ねてみる。存外それが心地よく、敵が来るまでその状態で待機していた
「颯閃ー!飯食ったからもういいぞー!」
「了解です!私も共に参ります!途中私の隊と合流すると思いますので」
「わかった!お前達!反撃だぁぁぁ!」
孫堅さんの隊の後ろにひっつく感じで走り出したが、私の速度と隊の速度が合わずどうももやもやしてしまう。モヤモヤする事が多すぎる
「すみません孫権様。少し早めに向かっても良いでしょうか?」
「えっ?あ、いや…なるべくなら近くにいた方が安全で…」
「この隊の速さに慣れなくて…。何かあっても私の責任なのでお願いします孫権様」
「で、でも…」
「お願いします」
「………父上には、私から言っておきます…」
「よっしゃ!じゃぁ宜しくお願いしますねー!」
「えっ、早っ!」
孫権さんの言葉を聞くや否や、私は一気に走り抜け見事虎牢関前に着いた。既に他の隊の人が居て、徐晃さんも視界に入った
「徐晃様、ただいま戻りました!」
「颯閃殿!随分早く帰ってきたものでござる。兵糧の件は…」
「解決して今こちらに孫堅軍が向かっております」
「そうでござったか!ならばよし!隊も揃った故、いざ進軍!」
「はい!」
私達だったようで少し申し訳なく思いつつも進軍開始。すると……
「雑魚どもめ!あの時は逃がしたが、今度こそは捻り潰してくれる!」
「恐ろしいこと言ってる人が居ますが」
「むむっ。何やら赤黒い覇気を纏っているように見え申す。拙者の武の頂きが見える、そのような…!」
「相手するつもりですか?」
「するつもりでござる!颯閃殿、どうか拙者の武を見ていて頂きたい!」
「あ、はい……。でも、危なくなったら潔く逃げて───」
「拙者、徐公明と申すもの!いざ、尋常に勝負!」
「……はぁ」
やる気満々なのでもう止められないなと悟り私は徐晃さんの戦闘を見守ることにした。なんだか簡単になぎ倒されないか心配でいる
「ぬぅっ!なんとも重い斬撃…拙者の武、未だ頂きに達することがないと…!」
「ほらぁ!言わんこっちゃない!こっちこっちー!」
「ぬぁっ!」
「徐晃様!」
呂布さんの武器が振り下ろされる瞬間、その間に入ってなんとか受け止める。ギチギチとなる音に、私はとてつもなく冷や汗をかいた
「…女がこの俺の攻撃を受け止めた…だと?」
「だからっ…その『女だから』っていうの…嫌いっ、なんです!」
「うおっ」
一気に押し上げて蹴りを一発入れ徐晃さんを回収。すると三人の男性が呂布さんに立ち向かった
「そこの女人。先の戦い見事な勇姿であった。これよりはこの関雲長に任せて頂きたい」
「俺もいるからな関羽の兄者!なぁ、劉備の兄者!」
「あぁ!女性があんなにも頑張ったのだ。私達も負けてはおれまい!」
「…お願い致します。徐晃様!一度撤退して体制を建て直しましょう!」
「ぐぅっ…颯閃殿、申し訳ない…」
「はいはい。謝罪は戦のあと!行きますよ!」
「ぬぁっ!?」
徐晃さんを担ぎ、補給地点までひとっ走り。徐晃さんの武器である大きな斧が邪魔だったので一時没収して走った
「そっ、その斧は並の力では持ち上げることが不可能で…!」
「いいからいいから、早く体勢立て直しましょうねー」
「くっ、屈辱で御座るぅぅゥぅゥ!!」
後で聞いた話だが、広々として戦中の虎牢関に、徐晃さんの雄叫びが木霊していたらしい
「そこを退け!怪我をしたくなかったらな!」
「怪我所で戦を乗り越えられるとでもお思いですか?生ぬるい考えですね」
「なんだとぉ!」
あえて挑発すると簡単に乗ってくれたのか一人でこちらに走ってきた。兵士も遅れてそれに着いてくる
「ごめんなさい!私戦場で手を抜くなんて器用なこと出来ないんです!」
「ぐわっ!」
一気に戟を振り下ろし、それを躱された瞬間地面にくい込んだ戟を軸に周りに蹴りを入れる。華雄さんには躱されたが、周りの兵士には見事クリーンヒット
「女のくせに強いじゃねぇか…!」
「その『女のくせに』が気に食わないんですよ…!」
戟で追撃し隙ができれば回し蹴りや飛び蹴りを行う。斬撃は入らないが、その隙に入る打撃は効果があるのか徐々に華雄さんの体力を奪っていった
「はぁっ、はぁっ…このっくそがぁ!おとなしくやられろぉぉっ!」
「残念ながら却下します!」
「ぐあっ!」
少し助走をつけて華雄さんの顎を蹴りあげると、それを受けた華雄さんはばたりと倒れた。そしてそのまま兵士達に連れていかれた。首とか惨くて切り取れない人でよかったわね華雄さん
「…駄目、久々に戦うと体が滾っちゃう」
少しでも止まるとモヤモヤしてしまい、少しリズムよく跳ねてみる。存外それが心地よく、敵が来るまでその状態で待機していた
「颯閃ー!飯食ったからもういいぞー!」
「了解です!私も共に参ります!途中私の隊と合流すると思いますので」
「わかった!お前達!反撃だぁぁぁ!」
孫堅さんの隊の後ろにひっつく感じで走り出したが、私の速度と隊の速度が合わずどうももやもやしてしまう。モヤモヤする事が多すぎる
「すみません孫権様。少し早めに向かっても良いでしょうか?」
「えっ?あ、いや…なるべくなら近くにいた方が安全で…」
「この隊の速さに慣れなくて…。何かあっても私の責任なのでお願いします孫権様」
「で、でも…」
「お願いします」
「………父上には、私から言っておきます…」
「よっしゃ!じゃぁ宜しくお願いしますねー!」
「えっ、早っ!」
孫権さんの言葉を聞くや否や、私は一気に走り抜け見事虎牢関前に着いた。既に他の隊の人が居て、徐晃さんも視界に入った
「徐晃様、ただいま戻りました!」
「颯閃殿!随分早く帰ってきたものでござる。兵糧の件は…」
「解決して今こちらに孫堅軍が向かっております」
「そうでござったか!ならばよし!隊も揃った故、いざ進軍!」
「はい!」
私達だったようで少し申し訳なく思いつつも進軍開始。すると……
「雑魚どもめ!あの時は逃がしたが、今度こそは捻り潰してくれる!」
「恐ろしいこと言ってる人が居ますが」
「むむっ。何やら赤黒い覇気を纏っているように見え申す。拙者の武の頂きが見える、そのような…!」
「相手するつもりですか?」
「するつもりでござる!颯閃殿、どうか拙者の武を見ていて頂きたい!」
「あ、はい……。でも、危なくなったら潔く逃げて───」
「拙者、徐公明と申すもの!いざ、尋常に勝負!」
「……はぁ」
やる気満々なのでもう止められないなと悟り私は徐晃さんの戦闘を見守ることにした。なんだか簡単になぎ倒されないか心配でいる
「ぬぅっ!なんとも重い斬撃…拙者の武、未だ頂きに達することがないと…!」
「ほらぁ!言わんこっちゃない!こっちこっちー!」
「ぬぁっ!」
「徐晃様!」
呂布さんの武器が振り下ろされる瞬間、その間に入ってなんとか受け止める。ギチギチとなる音に、私はとてつもなく冷や汗をかいた
「…女がこの俺の攻撃を受け止めた…だと?」
「だからっ…その『女だから』っていうの…嫌いっ、なんです!」
「うおっ」
一気に押し上げて蹴りを一発入れ徐晃さんを回収。すると三人の男性が呂布さんに立ち向かった
「そこの女人。先の戦い見事な勇姿であった。これよりはこの関雲長に任せて頂きたい」
「俺もいるからな関羽の兄者!なぁ、劉備の兄者!」
「あぁ!女性があんなにも頑張ったのだ。私達も負けてはおれまい!」
「…お願い致します。徐晃様!一度撤退して体制を建て直しましょう!」
「ぐぅっ…颯閃殿、申し訳ない…」
「はいはい。謝罪は戦のあと!行きますよ!」
「ぬぁっ!?」
徐晃さんを担ぎ、補給地点までひとっ走り。徐晃さんの武器である大きな斧が邪魔だったので一時没収して走った
「そっ、その斧は並の力では持ち上げることが不可能で…!」
「いいからいいから、早く体勢立て直しましょうねー」
「くっ、屈辱で御座るぅぅゥぅゥ!!」
後で聞いた話だが、広々として戦中の虎牢関に、徐晃さんの雄叫びが木霊していたらしい