秘めた力に惹き付けられ
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《夜》
「終わったー」
「お疲れ様です颯閃さん」
「皆さんもお疲れ様です。はぁー、なんであんなに溜め込むかなー」
現在女官の皆さんと一緒に脱衣所でお話。文官だけど女性だからということで女官さん達と一緒にお風呂を入らせてもらっている。配慮深き夏侯惇さんである
「やっぱりいつ見ても綺麗な身体ですね颯閃さん」
「そうですか?貴女も透き通るような綺麗な肌ですよ?」
「ふふ、有難う御座います」
「いや、颯閃さんは胸も大きいしお腹は細いし足だっていい感じで!羨ましいですよー!」
日を追う事に仲良くなっていく女官さん達が増え、今では城中の女官さんと仲がいい状況の私は一緒になった女官さん達と女子トーク。そして、もう少ししたら戦があることを切り出した
「確か賊軍を討伐しに行くんでしたっけ?女官にはそんな話が噂くらいにしか来ないので分かりませんけど…」
「みたいですね。献帝が何処かに売り飛ばされて、依頼がなんたらって言ってましたから」
「颯閃さんは夏侯惇様や司馬懿様と毎日お話しているから戦の話が舞い込んでくるのですね…」
次の戦についてちょっと盛りあがっていると、そろそろあがらなくてはならないと悟りお風呂場を後にした。そのあとは着替えを済ませてみんな解散である
「ただいまー」
「おかえりなさい姉上、お風呂の方はどうでしたか?」
「サッパリしたわー。いいわねー女官さんと一緒にお風呂って」
「私も幼い頃、姉上と一緒に入った記憶があります…」
しみじみと語りだした楽進に冗談で「じゃぁ、今度一緒に入る?」なんて言うと顔を真っ赤にして「冗談はよしてください!」と怒られてしまった。しょんぼり
「あ、楽進はお風呂一緒に入ったりする人いないの?」
「李典殿とはよく入りますよ。さっきも入った時いらっしゃいました」
「どんな話するの?あ、楽進って気になる女官さんとかいちゃったりするのかしら!」
ルンルンワクワクで聞いてみると真顔で「居ません」と堪えられてしまいまたしょんぼり。色恋沙汰の一つや二つ、出てきてもいいと思うのだけど。この子今21よ?
「結婚する予定とかないの?武将格なんだし跡取りとか大丈夫?」
「私は大丈夫です。お相手が私のことをこれっぽっちも男と思って下さらないのでまだ」
「えっ、好きな子いたの!?やったー!流れで聞き出せたぞー!」
ぴょんぴょん嬉しくて跳ねていると楽進に肩を押さえられ止められた。ここは2階だから一階の人に迷惑ですよ!という言葉が来ると思った次の瞬間
「姉上は、人の気持ちも知らないで……」
「えっ?」
肩からそのまま背中に腕を回され熱い抱擁を受ける私。楽進のチラリと見える耳は月明かりに照らされて分かるが、とても赤い。風邪?
「楽進、風邪?耳赤いわよ、熱かしら」
「少し黙ってください…」
「あ、はい」
楽進に黙れと言われたので口を閉じるとギュゥッと力を強めて再度抱き締めてきた。楽進もたまには甘えたいのね?と悟り背中を摩ってあげると力がまた強まった。やはり甘えたかったか
「楽進、そろそろ寝る?」
「…はい。寝ます」
「じゃぁ行きましょ」
楽進の手を握り寝室に入ってそのまま寝具へ。今日は正面から抱きつかれて私は眠りにつくようだ
「…姉上、明後日討伐隊が賊軍討伐に向かいます。姉上はご参加なさいますか?なるべくなら言って欲しくはないのですが」
「私にその話がないからまず行けないと思うわよ?ほら、それ最終的に全部決めるの曹操様だし」
「……でも、姉上は見事な武勇を持っていると夏侯惇殿からお聞きしました。とても、不安です」
「もしもだし大丈夫よ!楽進はどうするの?行くの?」
「はい。編成されましたので。姉上と暫し離れるとなると気も落ちますが、姉上が来たとあっても気が落ち着かず…」
「駄目じゃない」
「でも、やはり姉上には戦場に出て欲しくありません。姉上に怪我でもされた日には私は、私は…!」
「あー、落ち着いて落ち着いて」
そんな会話をしながら二人して眠くなり寝落ち。翌朝起きた時に二人して眠ってしまったことに謝罪して二人とも同時に寝落ちしてしまったことが分かるのはここだけの話である
「終わったー」
「お疲れ様です颯閃さん」
「皆さんもお疲れ様です。はぁー、なんであんなに溜め込むかなー」
現在女官の皆さんと一緒に脱衣所でお話。文官だけど女性だからということで女官さん達と一緒にお風呂を入らせてもらっている。配慮深き夏侯惇さんである
「やっぱりいつ見ても綺麗な身体ですね颯閃さん」
「そうですか?貴女も透き通るような綺麗な肌ですよ?」
「ふふ、有難う御座います」
「いや、颯閃さんは胸も大きいしお腹は細いし足だっていい感じで!羨ましいですよー!」
日を追う事に仲良くなっていく女官さん達が増え、今では城中の女官さんと仲がいい状況の私は一緒になった女官さん達と女子トーク。そして、もう少ししたら戦があることを切り出した
「確か賊軍を討伐しに行くんでしたっけ?女官にはそんな話が噂くらいにしか来ないので分かりませんけど…」
「みたいですね。献帝が何処かに売り飛ばされて、依頼がなんたらって言ってましたから」
「颯閃さんは夏侯惇様や司馬懿様と毎日お話しているから戦の話が舞い込んでくるのですね…」
次の戦についてちょっと盛りあがっていると、そろそろあがらなくてはならないと悟りお風呂場を後にした。そのあとは着替えを済ませてみんな解散である
「ただいまー」
「おかえりなさい姉上、お風呂の方はどうでしたか?」
「サッパリしたわー。いいわねー女官さんと一緒にお風呂って」
「私も幼い頃、姉上と一緒に入った記憶があります…」
しみじみと語りだした楽進に冗談で「じゃぁ、今度一緒に入る?」なんて言うと顔を真っ赤にして「冗談はよしてください!」と怒られてしまった。しょんぼり
「あ、楽進はお風呂一緒に入ったりする人いないの?」
「李典殿とはよく入りますよ。さっきも入った時いらっしゃいました」
「どんな話するの?あ、楽進って気になる女官さんとかいちゃったりするのかしら!」
ルンルンワクワクで聞いてみると真顔で「居ません」と堪えられてしまいまたしょんぼり。色恋沙汰の一つや二つ、出てきてもいいと思うのだけど。この子今21よ?
「結婚する予定とかないの?武将格なんだし跡取りとか大丈夫?」
「私は大丈夫です。お相手が私のことをこれっぽっちも男と思って下さらないのでまだ」
「えっ、好きな子いたの!?やったー!流れで聞き出せたぞー!」
ぴょんぴょん嬉しくて跳ねていると楽進に肩を押さえられ止められた。ここは2階だから一階の人に迷惑ですよ!という言葉が来ると思った次の瞬間
「姉上は、人の気持ちも知らないで……」
「えっ?」
肩からそのまま背中に腕を回され熱い抱擁を受ける私。楽進のチラリと見える耳は月明かりに照らされて分かるが、とても赤い。風邪?
「楽進、風邪?耳赤いわよ、熱かしら」
「少し黙ってください…」
「あ、はい」
楽進に黙れと言われたので口を閉じるとギュゥッと力を強めて再度抱き締めてきた。楽進もたまには甘えたいのね?と悟り背中を摩ってあげると力がまた強まった。やはり甘えたかったか
「楽進、そろそろ寝る?」
「…はい。寝ます」
「じゃぁ行きましょ」
楽進の手を握り寝室に入ってそのまま寝具へ。今日は正面から抱きつかれて私は眠りにつくようだ
「…姉上、明後日討伐隊が賊軍討伐に向かいます。姉上はご参加なさいますか?なるべくなら言って欲しくはないのですが」
「私にその話がないからまず行けないと思うわよ?ほら、それ最終的に全部決めるの曹操様だし」
「……でも、姉上は見事な武勇を持っていると夏侯惇殿からお聞きしました。とても、不安です」
「もしもだし大丈夫よ!楽進はどうするの?行くの?」
「はい。編成されましたので。姉上と暫し離れるとなると気も落ちますが、姉上が来たとあっても気が落ち着かず…」
「駄目じゃない」
「でも、やはり姉上には戦場に出て欲しくありません。姉上に怪我でもされた日には私は、私は…!」
「あー、落ち着いて落ち着いて」
そんな会話をしながら二人して眠くなり寝落ち。翌朝起きた時に二人して眠ってしまったことに謝罪して二人とも同時に寝落ちしてしまったことが分かるのはここだけの話である