董卓討伐戦
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あれから三ヶ月が経った。夏侯淵さん達とのあの時の会話の通り、董卓軍の元に皇帝がいることが判明した。どうして?と思ったけど、以前皇帝が襲われる話があったらしく、その時に保護したのではと聞いた。それなら、もっと早く露見しそうなものだけれど
「颯閃!準備は出来たか?」
「はい!準備は万端です!」
「拙者も準備は整っており申す!颯閃殿、此度の戦全力で戦いましょうぞ!」
「はい!」
戦う気満々な徐晃さんと一緒にエイエイオー、と士気を向上させる。この戦いにうちから出るのは『私、徐晃さん、楽進、李典君、曹操さん、夏侯惇さん、夏侯淵さん、于禁さん』の計八名。于禁さんは、以前私が雛を巣に返した時に出会った人で、自己紹介はしたけど別部隊だからあまり話すことはないかも
で、私の所属部隊は隊長は徐晃さんでその隊の中に私がいる感じ。作戦通りに行けば多分楽進辺りには合流できるんじゃないだろうか
「では、これより我々三番隊は汜水関を攻略に向かう!皆、気を引き締め全力で挑むように!」
「「はっ!」」
徐晃さんに喝を入れられ兵士皆背筋を伸ばす。私も右手に戟を持ち背筋を伸ばした
「では、いざ行かん!」
徐晃さんに続き三番隊の部隊は出陣。一番隊(隊長、夏侯淵さん)と二番隊(隊長、まさかの曹操さん)は既に出陣している。というか、この戦いなんともう数日経過してる状態なんです。何故か?汜水関が全く攻略されないからです
「敵の増援か!」
「そんな所でしょうか?そう考えてくださっても結構ですよ」
「ぐぁっ!」
連合軍と称する私達の軍は、いろんな所からの軍で成り立っている。その中に孫堅さんがいるのはまぁ当然だ。あの時いたし
「おっ、颯閃!久しぶりだな!」
「久しぶり孫策さん。そっちはどうでしたか?」
「おう!黄蓋が会いたい会いたいって煩いんだ!今日来てるからまた勝った後でも会ってやってくれ!」
「かしこまりました。ならば、二人とも生きて帰らねばいけませんね」
「なぁに言ってんだよ!生きて帰るのが当たり前だぜ!」
輝く笑顔に一瞬和んでしまった。この人、人を寄せつける力有りすぎませんかね
「あっ、颯閃!兵糧が来ないんだ!見てきてくれねぇか!」
「兵糧がですか?…何日?」
「んー、持ってた分が一昨日切れた!」
「そんな大惨事なのですか!?すぐに兵糧の件を聞いてきますのでお待ちください!徐晃様ー!」
隊長である徐晃さんの所まで行って事情を説明。すると「早馬で要件を!」と言われた。馬はないので、足の筋を解して走る準備
「山女の脚力、お見せします!なんちゃって!」
「!?」
全力で袁術という方の所まで走る。途中何かぶっ飛んで行った気がするけど気のせいだろう
「袁術様!」
「うぉっ!お、女!?」
「汜水関を攻めている孫堅様方の兵糧が途絶えております!何処ですか!兵糧!」
「そ、その倉庫の中に……」
「拝借致します!」
隅に寄せられた兵糧を持ち上げ倉庫から出る。と、袁術さんやその周りの人達が目を見開いてこっちを凝視していた
「私が取りに来るのは今回だけです。もし次に兵糧が来ないということになったら、我々連合軍を裏切ったものとしてそれ相応の処罰をします。以後、気をつけますよう」
「は、はいっ…」
私よりも目上なのにがたがたと震えるその様はとても心の中で笑えた。なんとも浅ましい。どうせ孫堅さんの活躍に嫉妬して兵糧を送らなかったのだろう。顔にそう書いてある
「あーっ、やっぱり速度落ちるわねー」
さっきは直ぐについたけど、今は少し敵が視界に入る。私が両肩に担いでいるものが兵糧だと気付くと、敵は勿論私を狙うわけで
「姉上ぇぇぇ!!!!」
「よっとぉ!」
それを許す年下組でもない
「ありがとう二人とも!ここもう少しお願いできる?」
「お任せ下さい姉上!姉上の任務を邪魔する輩はこの楽文謙が倒します!」
「俺のことも忘れんなよ楽進!颯閃さんを妨害する輩をやるのはお前だけじゃねぇんだから!」
「はい!」
「宜しくねーっ!」
急いで走り、孫堅さんの陣営に兵糧を運び込む。途中夏侯惇さんと合流したけど、急がなくては行けないのでそのまま置いてきた。大丈夫。近くに于禁さんがいた
「持ってきましたァ!」
「颯閃!?お前この量を1人で持ってきたのか!?なんて無茶な!」
「肩が凝りそうです…」
「いや、肩凝るってそれだけか!?兵糧の話したの数分前くらいだぞ!?」
「本当か颯閃!いや、今は有難く兵糧を頂こう。みんな!兵糧が来た!たらふく食べて汜水関を攻めるぞ!」
「あ、それなら私陣営を守ってますね。沢山食べてくださいね」
「ありがとな颯閃ー!」
孫堅さん達がご飯を食べる為の準備に取りかかったので陣営を守る役目を請け負った私。背に孫策さんの礼の言葉を聞きながら陣営の外に向かった
「颯閃!準備は出来たか?」
「はい!準備は万端です!」
「拙者も準備は整っており申す!颯閃殿、此度の戦全力で戦いましょうぞ!」
「はい!」
戦う気満々な徐晃さんと一緒にエイエイオー、と士気を向上させる。この戦いにうちから出るのは『私、徐晃さん、楽進、李典君、曹操さん、夏侯惇さん、夏侯淵さん、于禁さん』の計八名。于禁さんは、以前私が雛を巣に返した時に出会った人で、自己紹介はしたけど別部隊だからあまり話すことはないかも
で、私の所属部隊は隊長は徐晃さんでその隊の中に私がいる感じ。作戦通りに行けば多分楽進辺りには合流できるんじゃないだろうか
「では、これより我々三番隊は汜水関を攻略に向かう!皆、気を引き締め全力で挑むように!」
「「はっ!」」
徐晃さんに喝を入れられ兵士皆背筋を伸ばす。私も右手に戟を持ち背筋を伸ばした
「では、いざ行かん!」
徐晃さんに続き三番隊の部隊は出陣。一番隊(隊長、夏侯淵さん)と二番隊(隊長、まさかの曹操さん)は既に出陣している。というか、この戦いなんともう数日経過してる状態なんです。何故か?汜水関が全く攻略されないからです
「敵の増援か!」
「そんな所でしょうか?そう考えてくださっても結構ですよ」
「ぐぁっ!」
連合軍と称する私達の軍は、いろんな所からの軍で成り立っている。その中に孫堅さんがいるのはまぁ当然だ。あの時いたし
「おっ、颯閃!久しぶりだな!」
「久しぶり孫策さん。そっちはどうでしたか?」
「おう!黄蓋が会いたい会いたいって煩いんだ!今日来てるからまた勝った後でも会ってやってくれ!」
「かしこまりました。ならば、二人とも生きて帰らねばいけませんね」
「なぁに言ってんだよ!生きて帰るのが当たり前だぜ!」
輝く笑顔に一瞬和んでしまった。この人、人を寄せつける力有りすぎませんかね
「あっ、颯閃!兵糧が来ないんだ!見てきてくれねぇか!」
「兵糧がですか?…何日?」
「んー、持ってた分が一昨日切れた!」
「そんな大惨事なのですか!?すぐに兵糧の件を聞いてきますのでお待ちください!徐晃様ー!」
隊長である徐晃さんの所まで行って事情を説明。すると「早馬で要件を!」と言われた。馬はないので、足の筋を解して走る準備
「山女の脚力、お見せします!なんちゃって!」
「!?」
全力で袁術という方の所まで走る。途中何かぶっ飛んで行った気がするけど気のせいだろう
「袁術様!」
「うぉっ!お、女!?」
「汜水関を攻めている孫堅様方の兵糧が途絶えております!何処ですか!兵糧!」
「そ、その倉庫の中に……」
「拝借致します!」
隅に寄せられた兵糧を持ち上げ倉庫から出る。と、袁術さんやその周りの人達が目を見開いてこっちを凝視していた
「私が取りに来るのは今回だけです。もし次に兵糧が来ないということになったら、我々連合軍を裏切ったものとしてそれ相応の処罰をします。以後、気をつけますよう」
「は、はいっ…」
私よりも目上なのにがたがたと震えるその様はとても心の中で笑えた。なんとも浅ましい。どうせ孫堅さんの活躍に嫉妬して兵糧を送らなかったのだろう。顔にそう書いてある
「あーっ、やっぱり速度落ちるわねー」
さっきは直ぐについたけど、今は少し敵が視界に入る。私が両肩に担いでいるものが兵糧だと気付くと、敵は勿論私を狙うわけで
「姉上ぇぇぇ!!!!」
「よっとぉ!」
それを許す年下組でもない
「ありがとう二人とも!ここもう少しお願いできる?」
「お任せ下さい姉上!姉上の任務を邪魔する輩はこの楽文謙が倒します!」
「俺のことも忘れんなよ楽進!颯閃さんを妨害する輩をやるのはお前だけじゃねぇんだから!」
「はい!」
「宜しくねーっ!」
急いで走り、孫堅さんの陣営に兵糧を運び込む。途中夏侯惇さんと合流したけど、急がなくては行けないのでそのまま置いてきた。大丈夫。近くに于禁さんがいた
「持ってきましたァ!」
「颯閃!?お前この量を1人で持ってきたのか!?なんて無茶な!」
「肩が凝りそうです…」
「いや、肩凝るってそれだけか!?兵糧の話したの数分前くらいだぞ!?」
「本当か颯閃!いや、今は有難く兵糧を頂こう。みんな!兵糧が来た!たらふく食べて汜水関を攻めるぞ!」
「あ、それなら私陣営を守ってますね。沢山食べてくださいね」
「ありがとな颯閃ー!」
孫堅さん達がご飯を食べる為の準備に取りかかったので陣営を守る役目を請け負った私。背に孫策さんの礼の言葉を聞きながら陣営の外に向かった
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