moon.3 葵のドタバタお届け係
休憩室は、図書館の隣の離れにある。部屋に入り、ロッカーに荷物を入れようとしたところで携帯に着信が入る。画面を見ると、自宅からだ。葵ちゃんね。
「もしもし」
「あっ……もしもし、恵理子さん?」
「どうしたの?」
「あのね、恵理子さんお弁当持ってってないんじゃないかと思って……」
そうだ。寝坊したせいでお弁当も作れなかったんだ。
「それでね、私持っていくから」
「えっ、いいの?」
「うん」
「わかった。じゃあ、10時くらいに図書館の前に立って待ってるからね。ありがとう」
お礼を言って、電話を切る。葵ちゃん優しいなぁ。動かせちゃって申し訳ないや……
「もしもし」
「あっ……もしもし、恵理子さん?」
「どうしたの?」
「あのね、恵理子さんお弁当持ってってないんじゃないかと思って……」
そうだ。寝坊したせいでお弁当も作れなかったんだ。
「それでね、私持っていくから」
「えっ、いいの?」
「うん」
「わかった。じゃあ、10時くらいに図書館の前に立って待ってるからね。ありがとう」
お礼を言って、電話を切る。葵ちゃん優しいなぁ。動かせちゃって申し訳ないや……