moon.3 葵のドタバタお届け係
*side Aoi
「恵理子さん、おはよう……」
私は小さくあくびをしながらリビングへ向かう。
「おはよう! 私、お仕事行ってくるね!」
すると恵理子さんはすごく慌てた様子で家を飛び出した。
「……?」
様子がおかしいと思い、時計を見る。時刻は9時に5分前。そういえば恵理子さん、お仕事が始まるのは9時って言ってたような……。お寝坊さんしちゃったのかな?
台所を見ると、朝ごはんを食べた跡もない。
「朝ごはんも食べていない状況なら、もしかして……」
「恵理子さん、おはよう……」
私は小さくあくびをしながらリビングへ向かう。
「おはよう! 私、お仕事行ってくるね!」
すると恵理子さんはすごく慌てた様子で家を飛び出した。
「……?」
様子がおかしいと思い、時計を見る。時刻は9時に5分前。そういえば恵理子さん、お仕事が始まるのは9時って言ってたような……。お寝坊さんしちゃったのかな?
台所を見ると、朝ごはんを食べた跡もない。
「朝ごはんも食べていない状況なら、もしかして……」