2nd connect とうことっ♪ ~東子さまが箏を弾けば
昨日も利用した、白樺林に囲まれた離れで練習開始です。
「今日はお日さまが気持ちいいわねぇ」
そうおっしゃって気持ちよさそうに伸びをする東子さまのかっこうは……全身朱色のジャージ。何と言うか、その……とても開放感のあるのびやかなかっこうです。
たしかに私と陽子さんもラフなかっこうですが、ジャージなのは東子さまだけ。その自由さがまた素敵です。
「さーて、やりますか」
そうおっしゃった東子さまは、指を絃の上に添えて構えます。
「……!」
私は息を飲みました。東子さまが絃をはじいた瞬間、その場の空気は東子さまのものになっていたのです。朱色のジャージが白樺林に映え、鮮やかな色のコントラストと、東子さまが奏でる華やかな音色が美しく混ざり合います。東子さまは温かな微笑みをたたえ、心から楽しんでお箏を弾いているのがよく伝わる演奏です。
「すごい……東子さま……」
「さっきまで二日酔いでヨロヨロだった人には見えないよねー……さっすが東子さん!」
私と陽子さんは、お箏を弾く東子さまにくぎ付けでした。
このままずっと、お箏を演奏し続ける東子さまを見ていたいと心から思いました。このままずっと、東子さまの音色に浸っていたい……
「今日はお日さまが気持ちいいわねぇ」
そうおっしゃって気持ちよさそうに伸びをする東子さまのかっこうは……全身朱色のジャージ。何と言うか、その……とても開放感のあるのびやかなかっこうです。
たしかに私と陽子さんもラフなかっこうですが、ジャージなのは東子さまだけ。その自由さがまた素敵です。
「さーて、やりますか」
そうおっしゃった東子さまは、指を絃の上に添えて構えます。
「……!」
私は息を飲みました。東子さまが絃をはじいた瞬間、その場の空気は東子さまのものになっていたのです。朱色のジャージが白樺林に映え、鮮やかな色のコントラストと、東子さまが奏でる華やかな音色が美しく混ざり合います。東子さまは温かな微笑みをたたえ、心から楽しんでお箏を弾いているのがよく伝わる演奏です。
「すごい……東子さま……」
「さっきまで二日酔いでヨロヨロだった人には見えないよねー……さっすが東子さん!」
私と陽子さんは、お箏を弾く東子さまにくぎ付けでした。
このままずっと、お箏を演奏し続ける東子さまを見ていたいと心から思いました。このままずっと、東子さまの音色に浸っていたい……