決闘者夢
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「リリアちゃん。このお金で可愛いお洋服を買って来なさい」
そう言ってゾラさんが渡してきたのはあっつい札束が入った紙袋だった。
「いやいやいや!!!!このお金使えないので戻してください!!!!服ならありますから!!!!お気遣いなさらずに!!!」
普段の服のままで満足してるのだ。新しい、しかも可愛い服をと高額なお金を受け取る訳にはいかない。
「リリアちゃんはマーサの子のように思ってるし私の子のようにも思ってるよ。娘に可愛い服をと思ってるんだ。お小遣いとして受け取ってくれよ」「このままで大丈夫ですので。ね、ゾラさん。お金は直してください」
「ポッポタイムとこの修理受付の子が野暮ったい、顔は良いのに服が残念だとよく話を聞くんだよ。リリアちゃんのことだろ?」
「ええっと…まぁはい。小さい頃から男物がしっくり来まして…周りと着まわせますし…楽なので」
あとゾラさんには言えないけど体のラインを隠しやすいってのもある。女物は可愛くて体のラインが出やすいのも多いから着る気もなかった。舐められたくないってのが1番だった。あとスカート動きにくいし
「受付嬢が可愛くなくてどうするんだい。あんたは愛想も顔もいいから後は服装だけなんだよ。可愛くなったらもっとお客が来て貰えるお金も多くなるはずさ」
ブルーノと言う同居人も増えたしお金が増えるのは有難いことだろう。家計簿相手に悩むことも減るだろう。あとジャックに節約って念を押さなきゃだ。
「でも貰えません。自分のお金で何とかしますから」「女物の可愛いのは高いんだよ。服をけちけちしてるだろう。遠慮しないで使っておくれ。娘にお願いしてるんだ」
ぐいぐいと紙袋を押されて圧が凄い。本気で買わせる気だ…これ受け取らないと話が終わらないだろう…困ったなぁ
「ゾラさん、ううん。ママありがとう。買い物行ってきます」
荷物が多くなりそうだし誰か一緒に連れていかなきゃとお金を受け取った。
「ブルーノが居たかー」「リリアどうしたの?」
「荷物持ち及び審査員募集してます」
ガレージに戻ったらブルーノしかいなかった。クロウは仕事、ジャックは続かないバイトか高級コーヒーをキメに行ってるのか、遊星は探しものか修理に行ってるのだろう。
「それどういうことなの」
苦笑しているブルーノにさっきまでの経緯を話す。自分自身可愛い服が似合うかわからないし審査員も兼ねて欲しいのだ。とも話す。
「いいよ。リリアが似合う可愛い服を一緒に探しに行こう。」「ありがとう」
シティのデパートに来てみた。ここなら服も靴もかわいいものが揃えられるらしい。ゾラさんにおすすめされた。
こういう所…初めて…人が多くてカラフルで…
「リリア!」「ブルーノ?何?」
サテライト育ちの私には慣れない場所でキョロキョロしてるとブルーノに呼ばれ手を握られた。
「迷子になるよ。迷惑かもしれないけど僕が手を握っててあげるから離れないで」
「心配かけてごめんね。ありがとう」
ブルーノの手は暖かくて大きいね。いつもただただ可愛くてDホイール好きなだけの人じゃなくて逞しい男味を感じてしまってほっぺた熱くなる。これはデートじゃなくてお使い。お使い。こう考えて落ち着かせていく。
なんだかバツが悪くて顔を横に逸らすと
「あ」
可愛い服が、フリルいっぱいで綺麗で、色合いがとても素敵な服を見つけた。思わず立ち止まって見つめてしまう。
「リリア?あぁ。気になったんだね。試着してみようか」「着てみたい」
こういうお店は初めて入るから心臓ドキドキする。思わずブルーノの手を強く握り返してた。
「リリアは可愛いから似合うよ。自信もって」
握られた手から緊張が伝わったのだろう。ブルーノはちょっぴり勇気をくれた。
「「いらっしゃいませー」」
「ひゃい」
店員さん達もかわいい服で着飾って流石シティのお洒落な洋服屋は違うなと冷静な私といつものダボダボメンズ服に身を包んだ私が来て良かったのかとまた緊張してしまい後者が勝った返答をした。
「どんな服をお探しですか?」
「店頭に合ったセットコーデを彼女に似合うと思って試着させたいなと思って」
「わー素敵な彼氏さんですね。あのサイズだとちょっと小さいかと思われるのでサイズ違い用意させていただきます。試着室の前でお待ちくださいね」
緊張してる間にブルーノちゃんあれやこれやと丁寧なおしゃべり出来てる。私は緊張しっぱなしで彼氏という事も否定できなかった。ただの同居人、Dホイール・機械馬鹿よ。
店員さんが服を用意しに離れた時めちゃくちゃブルーノ睨んだけど僕何かしたっけ?と首を傾げてた。後で説教だわ。
「お待たせしましたー。こちらが言われていたセットですね。ゆっくりでいいのでまた感想聞かせてくださいね。お客様なら可愛いので是非お似合いになりますよ」
「あ、はい。どうも」
服を渡され試着室に入る私。試着室の段差があってもブルーノの身長には届かないんだとちょっと悲しくなった。当の本人は知ってか知らずか「慌てなくていいから待ってるね」
と見事な忠犬属性を発揮し楽しそうな顔をしていた。
サテライト時代から着慣れていた服を脱ぎ捨て下着姿に。鏡の中の私はいつもの様にアンバランスな体を見てちょっと溜息が出る。
小さい身長に出る所がしっかり大きめに出てしまった身体付き。何度嫌な目に会いかけたか、気持ち悪い視線にあってきたことか。
「今日は可愛い服着るのよ。大丈夫」
嫌な思いを断ち切って服に集中する。
店員さんが持ってきてくれた服はバスト、ヒップのことを考えてくれたらしくてちょっと大きめのものだった。袖とか丈がちょっと大きめに感じてしまうけどまぁ買った後手直ししていけばいいだろう。
「可愛いブルーノちゃん。お着替えしたよ」
カーテンから顔だけを出し彼氏(嘘)のブルーノに報告。
「リリア!!!見たいな!」「ふふん、じゃーん」
得意気には言ったけれど凄く怖かった。可愛い服を着るなんて受け入れられるのかなぁって。私が可愛い服着てもいいのかなって
「リリア、似合ってる。可愛いよ」
「ブルーノ?!ここお店だよ」
静かにそっと褒めたブルーノは手を伸ばし私を抱きしめてきた。恥ずかしくなって逃げようとするも190超えてる男の腕からは逃げられず「お客様、とってもお似合いですね。買って着ていかれますか?」
さっきの店員さんがお花畑を感知したのか声をかけてくれた。第三者の声で冷静に慣れたのかブルーノは私を解放してくれた。
「ええっと、その「是非とも!!!リリア来て帰ろうね」今日ブルーノちゃん強引じゃない?
遊星と機械のこと話してる時みたいにテンション高くない?
「ブルーノがそう言うなら…」
Noと言えない雰囲気を物凄くニコニコと醸し出したので従っておく。
店員さんがその服にはこういう靴が似合いますよとヒールの付いた可愛い革靴もオススメしてそれも買っておいた。
ヒールのあるやつ久々だから上手く歩けるか心配だなぁ…
そう言ってゾラさんが渡してきたのはあっつい札束が入った紙袋だった。
「いやいやいや!!!!このお金使えないので戻してください!!!!服ならありますから!!!!お気遣いなさらずに!!!」
普段の服のままで満足してるのだ。新しい、しかも可愛い服をと高額なお金を受け取る訳にはいかない。
「リリアちゃんはマーサの子のように思ってるし私の子のようにも思ってるよ。娘に可愛い服をと思ってるんだ。お小遣いとして受け取ってくれよ」「このままで大丈夫ですので。ね、ゾラさん。お金は直してください」
「ポッポタイムとこの修理受付の子が野暮ったい、顔は良いのに服が残念だとよく話を聞くんだよ。リリアちゃんのことだろ?」
「ええっと…まぁはい。小さい頃から男物がしっくり来まして…周りと着まわせますし…楽なので」
あとゾラさんには言えないけど体のラインを隠しやすいってのもある。女物は可愛くて体のラインが出やすいのも多いから着る気もなかった。舐められたくないってのが1番だった。あとスカート動きにくいし
「受付嬢が可愛くなくてどうするんだい。あんたは愛想も顔もいいから後は服装だけなんだよ。可愛くなったらもっとお客が来て貰えるお金も多くなるはずさ」
ブルーノと言う同居人も増えたしお金が増えるのは有難いことだろう。家計簿相手に悩むことも減るだろう。あとジャックに節約って念を押さなきゃだ。
「でも貰えません。自分のお金で何とかしますから」「女物の可愛いのは高いんだよ。服をけちけちしてるだろう。遠慮しないで使っておくれ。娘にお願いしてるんだ」
ぐいぐいと紙袋を押されて圧が凄い。本気で買わせる気だ…これ受け取らないと話が終わらないだろう…困ったなぁ
「ゾラさん、ううん。ママありがとう。買い物行ってきます」
荷物が多くなりそうだし誰か一緒に連れていかなきゃとお金を受け取った。
「ブルーノが居たかー」「リリアどうしたの?」
「荷物持ち及び審査員募集してます」
ガレージに戻ったらブルーノしかいなかった。クロウは仕事、ジャックは続かないバイトか高級コーヒーをキメに行ってるのか、遊星は探しものか修理に行ってるのだろう。
「それどういうことなの」
苦笑しているブルーノにさっきまでの経緯を話す。自分自身可愛い服が似合うかわからないし審査員も兼ねて欲しいのだ。とも話す。
「いいよ。リリアが似合う可愛い服を一緒に探しに行こう。」「ありがとう」
シティのデパートに来てみた。ここなら服も靴もかわいいものが揃えられるらしい。ゾラさんにおすすめされた。
こういう所…初めて…人が多くてカラフルで…
「リリア!」「ブルーノ?何?」
サテライト育ちの私には慣れない場所でキョロキョロしてるとブルーノに呼ばれ手を握られた。
「迷子になるよ。迷惑かもしれないけど僕が手を握っててあげるから離れないで」
「心配かけてごめんね。ありがとう」
ブルーノの手は暖かくて大きいね。いつもただただ可愛くてDホイール好きなだけの人じゃなくて逞しい男味を感じてしまってほっぺた熱くなる。これはデートじゃなくてお使い。お使い。こう考えて落ち着かせていく。
なんだかバツが悪くて顔を横に逸らすと
「あ」
可愛い服が、フリルいっぱいで綺麗で、色合いがとても素敵な服を見つけた。思わず立ち止まって見つめてしまう。
「リリア?あぁ。気になったんだね。試着してみようか」「着てみたい」
こういうお店は初めて入るから心臓ドキドキする。思わずブルーノの手を強く握り返してた。
「リリアは可愛いから似合うよ。自信もって」
握られた手から緊張が伝わったのだろう。ブルーノはちょっぴり勇気をくれた。
「「いらっしゃいませー」」
「ひゃい」
店員さん達もかわいい服で着飾って流石シティのお洒落な洋服屋は違うなと冷静な私といつものダボダボメンズ服に身を包んだ私が来て良かったのかとまた緊張してしまい後者が勝った返答をした。
「どんな服をお探しですか?」
「店頭に合ったセットコーデを彼女に似合うと思って試着させたいなと思って」
「わー素敵な彼氏さんですね。あのサイズだとちょっと小さいかと思われるのでサイズ違い用意させていただきます。試着室の前でお待ちくださいね」
緊張してる間にブルーノちゃんあれやこれやと丁寧なおしゃべり出来てる。私は緊張しっぱなしで彼氏という事も否定できなかった。ただの同居人、Dホイール・機械馬鹿よ。
店員さんが服を用意しに離れた時めちゃくちゃブルーノ睨んだけど僕何かしたっけ?と首を傾げてた。後で説教だわ。
「お待たせしましたー。こちらが言われていたセットですね。ゆっくりでいいのでまた感想聞かせてくださいね。お客様なら可愛いので是非お似合いになりますよ」
「あ、はい。どうも」
服を渡され試着室に入る私。試着室の段差があってもブルーノの身長には届かないんだとちょっと悲しくなった。当の本人は知ってか知らずか「慌てなくていいから待ってるね」
と見事な忠犬属性を発揮し楽しそうな顔をしていた。
サテライト時代から着慣れていた服を脱ぎ捨て下着姿に。鏡の中の私はいつもの様にアンバランスな体を見てちょっと溜息が出る。
小さい身長に出る所がしっかり大きめに出てしまった身体付き。何度嫌な目に会いかけたか、気持ち悪い視線にあってきたことか。
「今日は可愛い服着るのよ。大丈夫」
嫌な思いを断ち切って服に集中する。
店員さんが持ってきてくれた服はバスト、ヒップのことを考えてくれたらしくてちょっと大きめのものだった。袖とか丈がちょっと大きめに感じてしまうけどまぁ買った後手直ししていけばいいだろう。
「可愛いブルーノちゃん。お着替えしたよ」
カーテンから顔だけを出し彼氏(嘘)のブルーノに報告。
「リリア!!!見たいな!」「ふふん、じゃーん」
得意気には言ったけれど凄く怖かった。可愛い服を着るなんて受け入れられるのかなぁって。私が可愛い服着てもいいのかなって
「リリア、似合ってる。可愛いよ」
「ブルーノ?!ここお店だよ」
静かにそっと褒めたブルーノは手を伸ばし私を抱きしめてきた。恥ずかしくなって逃げようとするも190超えてる男の腕からは逃げられず「お客様、とってもお似合いですね。買って着ていかれますか?」
さっきの店員さんがお花畑を感知したのか声をかけてくれた。第三者の声で冷静に慣れたのかブルーノは私を解放してくれた。
「ええっと、その「是非とも!!!リリア来て帰ろうね」今日ブルーノちゃん強引じゃない?
遊星と機械のこと話してる時みたいにテンション高くない?
「ブルーノがそう言うなら…」
Noと言えない雰囲気を物凄くニコニコと醸し出したので従っておく。
店員さんがその服にはこういう靴が似合いますよとヒールの付いた可愛い革靴もオススメしてそれも買っておいた。
ヒールのあるやつ久々だから上手く歩けるか心配だなぁ…