12話
名前を教えて
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万斉side
朝食を済ませ、自室に戻ろうと歩いていた時、来島殿に呼び止められた。
なんでも、今から 主人公と出かけるらしい。羨ましいだろうとわざわざ自慢する為に呼び止めたのか。
確かに......羨ましいが。
けれど、これは都合がいい。 主人公を連れ出す理由があるなら、少し時間を稼いでもらおう。
彼女のいない時間に急いで曲を作り、歌詞をあててしまいたいのだ。
「来島殿、頼みたいことがあるのでござる。 主人公に告白するために曲を作りたいのだが、彼女には秘密にしたい。そうでござるな......19時頃まで遊んでてくれないか」
照れてる暇などない。彼女が自室から出てくるまでに、きちんと話を通しておかなければならない。それに、自分の気持ちに気づいた時から色々吹っ切れたらしい。
「な、な、な、なんつったんスか今ぁぁああああ!!! 主人公に告k
「しっ!!!声が大きいでござる!!」
なんとか馬鹿でかい声で騒ぐのは、止めることができたがそれでも尚、来島殿はギャーギャー喚いていた。
その時、
「あ、主人公!!」
ドキッと心臓が跳ねる。名前を聞くだけでときめいてしまっているのがバレないように、なんとかポーカーフェイスを装っていたが、チラリと来島殿が自分を見たことを考えると、来島殿にはバレバレだったらしい。
主人公に、来島殿を長く引き止めてしまったことを謝罪し、自室に戻った。
ーー今日も主人公は可愛かったでござるな。
朝食を済ませ、自室に戻ろうと歩いていた時、来島殿に呼び止められた。
なんでも、今から 主人公と出かけるらしい。羨ましいだろうとわざわざ自慢する為に呼び止めたのか。
確かに......羨ましいが。
けれど、これは都合がいい。 主人公を連れ出す理由があるなら、少し時間を稼いでもらおう。
彼女のいない時間に急いで曲を作り、歌詞をあててしまいたいのだ。
「来島殿、頼みたいことがあるのでござる。 主人公に告白するために曲を作りたいのだが、彼女には秘密にしたい。そうでござるな......19時頃まで遊んでてくれないか」
照れてる暇などない。彼女が自室から出てくるまでに、きちんと話を通しておかなければならない。それに、自分の気持ちに気づいた時から色々吹っ切れたらしい。
「な、な、な、なんつったんスか今ぁぁああああ!!! 主人公に告k
「しっ!!!声が大きいでござる!!」
なんとか馬鹿でかい声で騒ぐのは、止めることができたがそれでも尚、来島殿はギャーギャー喚いていた。
その時、
「あ、主人公!!」
ドキッと心臓が跳ねる。名前を聞くだけでときめいてしまっているのがバレないように、なんとかポーカーフェイスを装っていたが、チラリと来島殿が自分を見たことを考えると、来島殿にはバレバレだったらしい。
主人公に、来島殿を長く引き止めてしまったことを謝罪し、自室に戻った。
ーー今日も主人公は可愛かったでござるな。