if short dream
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ある昼下がり、私はいつものようにマイキャッスルの見回りをしていた。
「ふふ…うふふふ……」
「!!?シっシャラさん…!?」
不気味な笑い声が聞こえたかと思いきや、背後でシャラさんが私を見ながら立っていた。
「あなたを探していたのよ…」
「わっ私を…?何か用ですか?」
「これよ……」
シャラさんは私に一つの小瓶を手渡した。
「これは…?」
「あなたに良い事が起きる薬よ…」
「良い事……?」
何だか胡散臭い話ですが……
「マイルームで飲んでみてね…うふふふふふふ……!!」
シャラさんはさっきのような不気味な笑みを浮かべて去って行ってしまった。
……何だか無性にこれの効果が何なのか気になってきました…
私は早速マイルームに戻り、その小瓶の栓を抜いた。
中にはピンク色の液体が入っていた。
「んっ……」
その液体を一気に飲み込んだ。
「……?何も変わりませんが…」
そう感じていた矢先、変化が訪れた。
「…ん?私の手ってこんなに小さかったでしょうか……」
ふと自分の手を見てみると、心なしか五歳ぐらいのサイズになっているように思えた。
まさか、そんなはずは……
コンコン
「姉さん?入るよ…」
すると、招待していたタクミさんが部屋の中に入って来た。
「あっ、タクミさん!……あれ?」
「なっ……!?」
いつにも増してタクミさんの背が高く見えすぐさま違和感を感じた。
そしてタクミさんも口をパクパクさせてこちらを見ている。
「カムイ姉さん……だよね?」
「だと、思いますが…え?」
するとタクミさんは鏡を私の前に持ってきてくれた。
「自分の姿、見てごらんよ…」
「……」
私は自分の姿を見た途端固まった。
「なっななな何ですかこれはーっ!!!?」
何と本当に五歳くらいの子供の姿に変わっていたのだ。
「何ですかって、思い当たる事ないの?」
「…さっきシャラさんから薬をもらって、それを飲んだらこんな姿に……」
シャラさん……これのどこが良い事なんですかぁ…!!
「信じらんない…この子供がカムイ姉さん?」
タクミさんは私を抱き上げると、頬を指で突いてきたりしてきた。
「タっタクミさん…」
「何だ何だ、どうしたんだ?」
「無事か、カムイ!?」
「カムイに何かあったのか!?」
「私の可愛いカムイ…!どうかしたの!?」
「カムイ姉さん!!」
「ねっ姉様…ご無事ですか…!」
「お姉ちゃん助けに来たよー!!」
すると、何故か両国の兄妹が揃いに揃ってマイルームへ押しかけてきた。
「あれ…?」
「何でタクミがここに?」
「あのー……」
私が声を掛けると、みんなの視線が一斉にこちらを向いた。
「お前…カムイか?」
「はっはい……」
兄妹達が唖然している中、一番にこの沈黙を破ったのはカミラ姉さんだった。
「まあ…!!何て可愛らしいの!!!」
「カっカミラ姉さ…」
タクミさんから私を奪い思い切り抱きしめてきた。
姉さんの胸に顔が埋まり若干苦しい……
「おっおい、大丈夫かカムイ…!」
「ヒノカ姉さん…」
私を心配したヒノカ姉さんが駆け寄り私の手を握った。
「ちっ小さい…可愛いぞカムイ…!」
「タっタクミ…カムイは何でこんな姿に?」
「シャラにもらった薬を飲んだらこうなっちゃったんだって…」
「カミラ、カムイが苦しがっているだろう」
「あっ!」
今度はマークス兄さんが私を抱き上げてきた。
「マっマークス兄さん…ありがとうございます……」
「ーっ…!!」
笑顔でお礼を言ったら、マークス兄さんをはじめとした兄妹全員が何故か悶え出した。
私…何かしましたか?
「カムイ、こっちに来い」
「リっリョウマ兄さん?」
次はリョウマ兄さんの手に渡った。
「懐かしいな…お前がまだ攫われる前の事を思い出す」
「兄さん……」
リョウマ兄さんの顔は本当に懐かしそうで少し胸がキュッとした。
「もぉー、私もおねえちゃん抱っこするのー!!」
次はエリーゼさんに抱き上げられた。
自分よりも小さかった妹に抱き上げられるなんて、何だか複雑な気分です…
「きゃー!お肌ぷにぷにだし、すっごい可愛いー!!」
「姉様のこんなに小さなお姿初めて見ました……でも、凄く可愛いです…!!」
サクラさんとエリーゼさん、妹二人に挟まれ少し恥ずかしい…
「わっ…!」
すると、エリーゼさんの腕から離れたかと思いきや今度はレオンさんの腕の中にいた。
「ちょっとレオンおにいちゃん!」
「へぇー……姉さんが五歳くらいの時か?本当に小さいね」
エリーゼさんが私を取り上げられた事に対して拗ねているのを御構い無しに、レオンさんは私にちょっかいを掛けてくる。
「レオンさんっ…」
「いつも姉さんがやってる事してるだけだけど?」
「ちょっとレオン王子、そろそろ離してあげたらどうなんだよ」
タクミさんがレオンさんを睨みながらそう言った。
「何で君にそんな事言われなきゃいけないわけ?本当はタクミ王子が姉さんを抱っこしたいんじゃないのか?」
「はっはぁ!?そんなわけ…っ……とにかく、姉さんを降ろせよ…!」
いつの間にか弟二人に挟まれ私を奪い合うような形になっていた。
「ちょっと二人とも…!……え」
「「!?」」
何か体が大きくなってきている気が……
そして着ていた服もどんどん破れて……
……え?
「きっきゃあぁぁ!!」
「うわぁっ!?」
「ねっ姉さん!?」
元の姿に戻った私は何故か服は元の大きさに戻らなかったらしく、そのせいでほぼ全裸状態になっていた。
しかも弟二人に挟まれたまま……
「あらあら、殿方は見てはダメよ」
「兄様達は出て行け!!」
顔を真っ赤にさせて唖然としている兄弟達を、姉妹達はマイルームから追い出してくれた。
「小さな姿も中々だったが…」
「最後の姿が一番堪えたな…」
「僕達、姉さんの体触ってたよね…直接……」
「申し訳ない気持ちもあるけど…それ以上に興奮したかも…しれない……」
小さな妹姫に終始振り回されっぱなしの兄妹達であった……
~end~
「ふふ…うふふふ……」
「!!?シっシャラさん…!?」
不気味な笑い声が聞こえたかと思いきや、背後でシャラさんが私を見ながら立っていた。
「あなたを探していたのよ…」
「わっ私を…?何か用ですか?」
「これよ……」
シャラさんは私に一つの小瓶を手渡した。
「これは…?」
「あなたに良い事が起きる薬よ…」
「良い事……?」
何だか胡散臭い話ですが……
「マイルームで飲んでみてね…うふふふふふふ……!!」
シャラさんはさっきのような不気味な笑みを浮かべて去って行ってしまった。
……何だか無性にこれの効果が何なのか気になってきました…
私は早速マイルームに戻り、その小瓶の栓を抜いた。
中にはピンク色の液体が入っていた。
「んっ……」
その液体を一気に飲み込んだ。
「……?何も変わりませんが…」
そう感じていた矢先、変化が訪れた。
「…ん?私の手ってこんなに小さかったでしょうか……」
ふと自分の手を見てみると、心なしか五歳ぐらいのサイズになっているように思えた。
まさか、そんなはずは……
コンコン
「姉さん?入るよ…」
すると、招待していたタクミさんが部屋の中に入って来た。
「あっ、タクミさん!……あれ?」
「なっ……!?」
いつにも増してタクミさんの背が高く見えすぐさま違和感を感じた。
そしてタクミさんも口をパクパクさせてこちらを見ている。
「カムイ姉さん……だよね?」
「だと、思いますが…え?」
するとタクミさんは鏡を私の前に持ってきてくれた。
「自分の姿、見てごらんよ…」
「……」
私は自分の姿を見た途端固まった。
「なっななな何ですかこれはーっ!!!?」
何と本当に五歳くらいの子供の姿に変わっていたのだ。
「何ですかって、思い当たる事ないの?」
「…さっきシャラさんから薬をもらって、それを飲んだらこんな姿に……」
シャラさん……これのどこが良い事なんですかぁ…!!
「信じらんない…この子供がカムイ姉さん?」
タクミさんは私を抱き上げると、頬を指で突いてきたりしてきた。
「タっタクミさん…」
「何だ何だ、どうしたんだ?」
「無事か、カムイ!?」
「カムイに何かあったのか!?」
「私の可愛いカムイ…!どうかしたの!?」
「カムイ姉さん!!」
「ねっ姉様…ご無事ですか…!」
「お姉ちゃん助けに来たよー!!」
すると、何故か両国の兄妹が揃いに揃ってマイルームへ押しかけてきた。
「あれ…?」
「何でタクミがここに?」
「あのー……」
私が声を掛けると、みんなの視線が一斉にこちらを向いた。
「お前…カムイか?」
「はっはい……」
兄妹達が唖然している中、一番にこの沈黙を破ったのはカミラ姉さんだった。
「まあ…!!何て可愛らしいの!!!」
「カっカミラ姉さ…」
タクミさんから私を奪い思い切り抱きしめてきた。
姉さんの胸に顔が埋まり若干苦しい……
「おっおい、大丈夫かカムイ…!」
「ヒノカ姉さん…」
私を心配したヒノカ姉さんが駆け寄り私の手を握った。
「ちっ小さい…可愛いぞカムイ…!」
「タっタクミ…カムイは何でこんな姿に?」
「シャラにもらった薬を飲んだらこうなっちゃったんだって…」
「カミラ、カムイが苦しがっているだろう」
「あっ!」
今度はマークス兄さんが私を抱き上げてきた。
「マっマークス兄さん…ありがとうございます……」
「ーっ…!!」
笑顔でお礼を言ったら、マークス兄さんをはじめとした兄妹全員が何故か悶え出した。
私…何かしましたか?
「カムイ、こっちに来い」
「リっリョウマ兄さん?」
次はリョウマ兄さんの手に渡った。
「懐かしいな…お前がまだ攫われる前の事を思い出す」
「兄さん……」
リョウマ兄さんの顔は本当に懐かしそうで少し胸がキュッとした。
「もぉー、私もおねえちゃん抱っこするのー!!」
次はエリーゼさんに抱き上げられた。
自分よりも小さかった妹に抱き上げられるなんて、何だか複雑な気分です…
「きゃー!お肌ぷにぷにだし、すっごい可愛いー!!」
「姉様のこんなに小さなお姿初めて見ました……でも、凄く可愛いです…!!」
サクラさんとエリーゼさん、妹二人に挟まれ少し恥ずかしい…
「わっ…!」
すると、エリーゼさんの腕から離れたかと思いきや今度はレオンさんの腕の中にいた。
「ちょっとレオンおにいちゃん!」
「へぇー……姉さんが五歳くらいの時か?本当に小さいね」
エリーゼさんが私を取り上げられた事に対して拗ねているのを御構い無しに、レオンさんは私にちょっかいを掛けてくる。
「レオンさんっ…」
「いつも姉さんがやってる事してるだけだけど?」
「ちょっとレオン王子、そろそろ離してあげたらどうなんだよ」
タクミさんがレオンさんを睨みながらそう言った。
「何で君にそんな事言われなきゃいけないわけ?本当はタクミ王子が姉さんを抱っこしたいんじゃないのか?」
「はっはぁ!?そんなわけ…っ……とにかく、姉さんを降ろせよ…!」
いつの間にか弟二人に挟まれ私を奪い合うような形になっていた。
「ちょっと二人とも…!……え」
「「!?」」
何か体が大きくなってきている気が……
そして着ていた服もどんどん破れて……
……え?
「きっきゃあぁぁ!!」
「うわぁっ!?」
「ねっ姉さん!?」
元の姿に戻った私は何故か服は元の大きさに戻らなかったらしく、そのせいでほぼ全裸状態になっていた。
しかも弟二人に挟まれたまま……
「あらあら、殿方は見てはダメよ」
「兄様達は出て行け!!」
顔を真っ赤にさせて唖然としている兄弟達を、姉妹達はマイルームから追い出してくれた。
「小さな姿も中々だったが…」
「最後の姿が一番堪えたな…」
「僕達、姉さんの体触ってたよね…直接……」
「申し訳ない気持ちもあるけど…それ以上に興奮したかも…しれない……」
小さな妹姫に終始振り回されっぱなしの兄妹達であった……
~end~