if short dream
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今は遭遇戦の真っ最中。
私は夜刀神を構え敵を倒していく。
「はあぁ!」
「ぐわぁっ…!」
敵を一体倒した直後背後から近付いていた敵に私は気づかなかった。
「もらったぁ!!」
「っ!」
反応が遅れ、怪我を覚悟したその時…
「ぬわあぁ…!」
「え……!タクミさん!」
「まったく、姉さんは本当危なっかしいよね」
私に攻撃が当たるより早く、タクミさんが敵を倒してくれていた。
「タクミさん、ありがとうございます」
「別にこのくらいどうって事ないよ」
タクミさんはそう言うと何故かそっぽを向いてしまった。
「…あのさ姉さん、良かったら僕と防陣を……」
「カムイ姉さん」
背後から声を掛けられ振り向くとレオンさんがこちらに歩いて来ていた。
「さっきは危なかったね。おかげで凄くヒヤヒヤしたよ」
「すっすみません…」
「本当は僕が助けてあげたかったんだけど…誰かさんのおかげで間に合わなかったんだよね」
レオンさんは挑発を含ませたかのような笑みをタクミさんに向けた。
「そうやって自分が助けられなかったからって、人に文句つけるんだ?これだから暗夜の人間は……」
「はぁ?そっちだって最初から姉さんの傍にいなかったくせに良い気になるなよ」
「何だと…?」
「ふん、やるのかい?」
二人の様子が悪くなり始め私は慌てて止めに入る。
「二人とも、喧嘩はやめてください!今は戦闘中なんですよ?」
「姉さん……そうだよね、ごめん…」
「僕もごめん、姉さん…」
「分かってくれれば良いんですよ。さあ、残りの敵を……」
「「ちょっと待って」」
敵を倒しに行こうとしたら、二人にそれぞれ肩を掴まれた。
「…え?」
「姉さんは一人じゃ危なっかしいから」
「防陣組む相手をどっちがいいか選びなよ」
何故かまた話が戻ったような気がしますが……
「そんな……そんなに心配されなくても私は大丈夫ですよ?」
「僕が大丈夫じゃないんだよ」
「そうだよ。だから…僕とタクミ王子、どっちが良いんだい?」
……何かとてつもなく究極な選択を迫られている気がします…
「えっと……」
「おらあっ!!」
「よそ見してんじゃねぇぞ!!」
するとそこへ両側から二人の敵が斧を振り下ろして来た。
「きゃっ…!?」
「「姉さん!!」」
二人が瞬時に動き、敵を倒してくれた。
「「姉さん、大丈……」」
「まあ、カムイったら怖かったでしょう?ここからはお姉ちゃんが守ってあげるからね」
「カっカミラ姉さん……?」
気付けば、私はカミラ姉さんのドラゴンに乗せられて防陣を組まれていた。
「あなたたち、カムイを守ってくれてありがとう。ここからは私がこの子を守るからお気になさらず」
「「……」」
「なあ、タクミ王子」
「ああ…分かってるさ」
「「次は負けないからな…」」
~end~
私は夜刀神を構え敵を倒していく。
「はあぁ!」
「ぐわぁっ…!」
敵を一体倒した直後背後から近付いていた敵に私は気づかなかった。
「もらったぁ!!」
「っ!」
反応が遅れ、怪我を覚悟したその時…
「ぬわあぁ…!」
「え……!タクミさん!」
「まったく、姉さんは本当危なっかしいよね」
私に攻撃が当たるより早く、タクミさんが敵を倒してくれていた。
「タクミさん、ありがとうございます」
「別にこのくらいどうって事ないよ」
タクミさんはそう言うと何故かそっぽを向いてしまった。
「…あのさ姉さん、良かったら僕と防陣を……」
「カムイ姉さん」
背後から声を掛けられ振り向くとレオンさんがこちらに歩いて来ていた。
「さっきは危なかったね。おかげで凄くヒヤヒヤしたよ」
「すっすみません…」
「本当は僕が助けてあげたかったんだけど…誰かさんのおかげで間に合わなかったんだよね」
レオンさんは挑発を含ませたかのような笑みをタクミさんに向けた。
「そうやって自分が助けられなかったからって、人に文句つけるんだ?これだから暗夜の人間は……」
「はぁ?そっちだって最初から姉さんの傍にいなかったくせに良い気になるなよ」
「何だと…?」
「ふん、やるのかい?」
二人の様子が悪くなり始め私は慌てて止めに入る。
「二人とも、喧嘩はやめてください!今は戦闘中なんですよ?」
「姉さん……そうだよね、ごめん…」
「僕もごめん、姉さん…」
「分かってくれれば良いんですよ。さあ、残りの敵を……」
「「ちょっと待って」」
敵を倒しに行こうとしたら、二人にそれぞれ肩を掴まれた。
「…え?」
「姉さんは一人じゃ危なっかしいから」
「防陣組む相手をどっちがいいか選びなよ」
何故かまた話が戻ったような気がしますが……
「そんな……そんなに心配されなくても私は大丈夫ですよ?」
「僕が大丈夫じゃないんだよ」
「そうだよ。だから…僕とタクミ王子、どっちが良いんだい?」
……何かとてつもなく究極な選択を迫られている気がします…
「えっと……」
「おらあっ!!」
「よそ見してんじゃねぇぞ!!」
するとそこへ両側から二人の敵が斧を振り下ろして来た。
「きゃっ…!?」
「「姉さん!!」」
二人が瞬時に動き、敵を倒してくれた。
「「姉さん、大丈……」」
「まあ、カムイったら怖かったでしょう?ここからはお姉ちゃんが守ってあげるからね」
「カっカミラ姉さん……?」
気付けば、私はカミラ姉さんのドラゴンに乗せられて防陣を組まれていた。
「あなたたち、カムイを守ってくれてありがとう。ここからは私がこの子を守るからお気になさらず」
「「……」」
「なあ、タクミ王子」
「ああ…分かってるさ」
「「次は負けないからな…」」
~end~