if short dream
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※主人公はルフレの娘という設定です。
私はカムイ。
ラズワルドとルーナとオーディンと共に暗夜王国へと渡って来た。
…言ってしまえば、私はルフレの娘なんだ。
まあ、細かい事情は置いといて今は白夜王国と手を組んで透魔王ハイドラを倒すためにラズワルドとピエリと一緒にマークス様の臣下をしながら色々と頑張って暮らしてます。
「~♪」
「ああ、カムイじゃないか」
「鼻歌なんか歌っていい事でもあったのか?」
「!!マっマークス様にレオン様…!!」
マイキャッスル内を散歩していると、マークス様とレオン様にばったりと遭遇した。
ああ、タイミングが悪すぎるよ…
特にマークス様……
「そんなに驚いてどうした?」
「あっ…いや、その……」
「マークス兄さん、カムイが困ってるよ。そんなしかめっ面で詰め寄ったらダメだってば」
「あっあぁ…すまない」
「それで、何かあったの?話してもいいなら聞きたいな」
「レっレオン様…!」
レオン様は微笑みながら何故か私の頬に片手を添えながらそう言ってきた。
「ちょっと…何カムイに気安く触れてるんだよ」
するとそこへ白夜兄弟のリョウマ王子とタクミ王子がこちらに向かってきた。
「はぁ?何で君にそんなこと言われなきゃいけないんだよ」
「別にどうだっていいだろ」
何か……第二王子同士が喧嘩を始め出しましたけど……
「カムイはこんなところで何やってたんだ?」
今度はリョウマ王子が私に話しかけてきた。
「私はただ散歩をしていただけで……」
「ほう……なら、俺も一緒に…」
「ちょっと待て。それは聞き捨てならんな」
次はマークス様がリョウマ王子に食ってかかった。
「何…?」
「私の臣下に手を出さないでくれるか。カムイはこれから私と散歩をするのでな」
「いつそんな事を約束した?」
「今だ」
えぇぇ?
マークス様……そんな約束をした覚えはありませんが…
「ちょっと、兄さん達だけで話を進めないでよ」
「僕だってカムイと…!」
「カムイは私の臣下なのだ。だから私と…」
「いや、俺にだって権利はある」
それぞれが睨み合い黒いオーラまで見え始めてきた。
何この挟み撃ち状態……
皆さんのお気持ちはありがたいけど…
でも、私には……
「ちょっとちょっとーストープッ!!」
すると、ある意味修羅場であるこの中にラズワルドが割り込んで来て私を抱き寄せてきた。
「カムイは僕の奥さんなんですから、そういうのはやめてくださいよー!!……あっ」
「……どういうことだ?」
ラズワルドはしまったと言うように表情が強張った。
「あっ……カムイの左手薬指…!」
レオン様が私の左手薬指を指すと、両国の兄弟が一斉に見てきた。
そう、実は昨晩ラズワルドにプロポーズをされたのだ。
長い付き合いからもあり、めでたく結ばれた…というわけなのだけど……
マークス様に報告するのは今日にしようと思っていた矢先にあの修羅場が始まってしまったというわけだ。
「ほほう……ラズワルド、後で私の部屋に来るように…」
「え、あの…マークス様???」
「カムイを取ったアンタだけはっ……!!!」
「死を持って償え…」
「…参る!!!」
「逃げろカムイー!!!」
「ラズワルドのバカぁー!!」
~end~
私はカムイ。
ラズワルドとルーナとオーディンと共に暗夜王国へと渡って来た。
…言ってしまえば、私はルフレの娘なんだ。
まあ、細かい事情は置いといて今は白夜王国と手を組んで透魔王ハイドラを倒すためにラズワルドとピエリと一緒にマークス様の臣下をしながら色々と頑張って暮らしてます。
「~♪」
「ああ、カムイじゃないか」
「鼻歌なんか歌っていい事でもあったのか?」
「!!マっマークス様にレオン様…!!」
マイキャッスル内を散歩していると、マークス様とレオン様にばったりと遭遇した。
ああ、タイミングが悪すぎるよ…
特にマークス様……
「そんなに驚いてどうした?」
「あっ…いや、その……」
「マークス兄さん、カムイが困ってるよ。そんなしかめっ面で詰め寄ったらダメだってば」
「あっあぁ…すまない」
「それで、何かあったの?話してもいいなら聞きたいな」
「レっレオン様…!」
レオン様は微笑みながら何故か私の頬に片手を添えながらそう言ってきた。
「ちょっと…何カムイに気安く触れてるんだよ」
するとそこへ白夜兄弟のリョウマ王子とタクミ王子がこちらに向かってきた。
「はぁ?何で君にそんなこと言われなきゃいけないんだよ」
「別にどうだっていいだろ」
何か……第二王子同士が喧嘩を始め出しましたけど……
「カムイはこんなところで何やってたんだ?」
今度はリョウマ王子が私に話しかけてきた。
「私はただ散歩をしていただけで……」
「ほう……なら、俺も一緒に…」
「ちょっと待て。それは聞き捨てならんな」
次はマークス様がリョウマ王子に食ってかかった。
「何…?」
「私の臣下に手を出さないでくれるか。カムイはこれから私と散歩をするのでな」
「いつそんな事を約束した?」
「今だ」
えぇぇ?
マークス様……そんな約束をした覚えはありませんが…
「ちょっと、兄さん達だけで話を進めないでよ」
「僕だってカムイと…!」
「カムイは私の臣下なのだ。だから私と…」
「いや、俺にだって権利はある」
それぞれが睨み合い黒いオーラまで見え始めてきた。
何この挟み撃ち状態……
皆さんのお気持ちはありがたいけど…
でも、私には……
「ちょっとちょっとーストープッ!!」
すると、ある意味修羅場であるこの中にラズワルドが割り込んで来て私を抱き寄せてきた。
「カムイは僕の奥さんなんですから、そういうのはやめてくださいよー!!……あっ」
「……どういうことだ?」
ラズワルドはしまったと言うように表情が強張った。
「あっ……カムイの左手薬指…!」
レオン様が私の左手薬指を指すと、両国の兄弟が一斉に見てきた。
そう、実は昨晩ラズワルドにプロポーズをされたのだ。
長い付き合いからもあり、めでたく結ばれた…というわけなのだけど……
マークス様に報告するのは今日にしようと思っていた矢先にあの修羅場が始まってしまったというわけだ。
「ほほう……ラズワルド、後で私の部屋に来るように…」
「え、あの…マークス様???」
「カムイを取ったアンタだけはっ……!!!」
「死を持って償え…」
「…参る!!!」
「逃げろカムイー!!!」
「ラズワルドのバカぁー!!」
~end~