if short dream
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「ねえ、カムイー。駆引きをしない?」
夜、マイルームで夫であるツバキさんにそう申し出られた。
「駆引き…ですか?」
「そう。明日闘技場で俺が出場するから、その時三戦全部俺が勝つ事が出来たらさ……」
「…君の事、好きにしていい?」
私の耳元でそう囁いた彼に思わずビクリと反応してしまった。
「きっ急にどうしたんですか?それにもしツバキさんが負けたら…?」
「うーん…そこは潔く負けを認めないといけないから、その時は一週間我慢するよー…」
「いっ一週間も…?」
あまりにも突然過ぎるその決断に少し戸惑う。
夫婦になってから数日が経つけど、夜の営みもほぼ毎日彼が求めてくるのもあってしていましたが……
「……ツバキさん、もしそうなったら本当に我慢出来るんですか?」
「そっそこは…まぁ、頑張るよー」
「…別に無理しなくても……」
「いや、最近俺、カムイに対してお盛ん過ぎるから少し抑えないとなーって思ってたのもあるし……でも、勝ったら今まで通りになるけどねー?」
あははーと笑う彼に呆れながらも笑みがこぼれた。
そして翌日……
「最悪だよ……」
私は闘技場でへたり込むツバキさんの横で背中をさすっていた。
ツバキさんは三戦目まで行けたけど、あと少しというところで負けてしまったのだ。
「完璧に勝つつもりだったのに……」
「でも、最後まで頑張ってましたよ?」
「いや、勝てなきゃ意味がないよー……それに一週間我慢しなきゃいけないし……」
ツバキさんは負けた事よりも我慢しなければいけない事の方に非常に落胆しているように見えた。
「……ツバキさん、とりあえずマイルームに帰りましょう?」
「そう、だね……」
ずっと落ち込むツバキさんを支えながら私達はマイルームへと帰った。
「はぁー……」
マイルームに着くとツバキさんはベッドに仰向けに倒れ込んだ。
「カムイに触れられないなんて…辛いよー……」
「ツバキさん……」
私は意を決して彼に近付いた。
そして仰向けに寝転がるツバキさんに自ら跨った。
「…カムイ?」
「だったら…私がツバキさんに触れるのはいいですよね?」
「え、ちょっ……!」
そのまま彼の唇を自分の唇で塞いだ。
「んっ……はぁ…ッ」
「んん…っ……!カムイ……っ」
しばらくキスを味わってから私はツバキさんの唇から離れた。
「はっ……どうしたのカムイ…?」
「一週間も我慢されるだなんて…私だって耐えられませんよ……こうやって…いつもみたいにあなたに触れていたいんです」
「っ……もう…俺を困らせるのが得意だねー君は……」
ツバキさんはそう言った後私を押し倒した。
「俺、約束は破らない主義だけど…ごめん、こればっかりは破らせてもらうかなー……」
「ふふっ…私が許しますよ」
そして次はツバキさんからの甘いキスが降り注いだ。
私の前では完璧でなくていい、ただ素直なあなたを見られれば私は十分です……
~end~
夜、マイルームで夫であるツバキさんにそう申し出られた。
「駆引き…ですか?」
「そう。明日闘技場で俺が出場するから、その時三戦全部俺が勝つ事が出来たらさ……」
「…君の事、好きにしていい?」
私の耳元でそう囁いた彼に思わずビクリと反応してしまった。
「きっ急にどうしたんですか?それにもしツバキさんが負けたら…?」
「うーん…そこは潔く負けを認めないといけないから、その時は一週間我慢するよー…」
「いっ一週間も…?」
あまりにも突然過ぎるその決断に少し戸惑う。
夫婦になってから数日が経つけど、夜の営みもほぼ毎日彼が求めてくるのもあってしていましたが……
「……ツバキさん、もしそうなったら本当に我慢出来るんですか?」
「そっそこは…まぁ、頑張るよー」
「…別に無理しなくても……」
「いや、最近俺、カムイに対してお盛ん過ぎるから少し抑えないとなーって思ってたのもあるし……でも、勝ったら今まで通りになるけどねー?」
あははーと笑う彼に呆れながらも笑みがこぼれた。
そして翌日……
「最悪だよ……」
私は闘技場でへたり込むツバキさんの横で背中をさすっていた。
ツバキさんは三戦目まで行けたけど、あと少しというところで負けてしまったのだ。
「完璧に勝つつもりだったのに……」
「でも、最後まで頑張ってましたよ?」
「いや、勝てなきゃ意味がないよー……それに一週間我慢しなきゃいけないし……」
ツバキさんは負けた事よりも我慢しなければいけない事の方に非常に落胆しているように見えた。
「……ツバキさん、とりあえずマイルームに帰りましょう?」
「そう、だね……」
ずっと落ち込むツバキさんを支えながら私達はマイルームへと帰った。
「はぁー……」
マイルームに着くとツバキさんはベッドに仰向けに倒れ込んだ。
「カムイに触れられないなんて…辛いよー……」
「ツバキさん……」
私は意を決して彼に近付いた。
そして仰向けに寝転がるツバキさんに自ら跨った。
「…カムイ?」
「だったら…私がツバキさんに触れるのはいいですよね?」
「え、ちょっ……!」
そのまま彼の唇を自分の唇で塞いだ。
「んっ……はぁ…ッ」
「んん…っ……!カムイ……っ」
しばらくキスを味わってから私はツバキさんの唇から離れた。
「はっ……どうしたのカムイ…?」
「一週間も我慢されるだなんて…私だって耐えられませんよ……こうやって…いつもみたいにあなたに触れていたいんです」
「っ……もう…俺を困らせるのが得意だねー君は……」
ツバキさんはそう言った後私を押し倒した。
「俺、約束は破らない主義だけど…ごめん、こればっかりは破らせてもらうかなー……」
「ふふっ…私が許しますよ」
そして次はツバキさんからの甘いキスが降り注いだ。
私の前では完璧でなくていい、ただ素直なあなたを見られれば私は十分です……
~end~