マイヒーロー
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
10月31日…
今日はハロウィンだ。
こっちの世界では収穫祭というらしい。
…で、今回特務機関の食糧難を乗り越えるためその収穫祭に参加したのだけれど…
内容は闘技大会に優勝すれば、その景品として大量のかぼちゃを手に入れられるというもの。
私達は見事に優勝を果たし、かぼちゃと村の人達のご厚意で野菜をいただく事が出来た。
それからはお祭りの準備をみんなで手伝い無事に収穫祭が開始した。
「ふぅ…」
「大丈夫か?ナマエ」
お祭りの光景を一息つきながら眺めていると、エフラムがこちらに歩いて来て声を掛けてくれた。
「エフラム。うん、全然平気だよ」
「そうか…収穫祭なんて初めて参加したな」
「エフラムの世界には無かったの?」
「ああ。だから正直こういう雰囲気にはワクワクしてしまうな」
エフラムは少し照れたように頭を掻いた。
そんな彼を内心可愛いと思ったのは秘密…
「二人ともここにいたのね!」
声のした後ろを振り返れば、そこにはアンナさんが走って来ていた。
「アンナさん。どうかしましたか?」
「ええ、ちょっと二人について来て欲しいのよ」
「俺たちが?」
するとアンナさんは笑って口を開く。
「今回は貴方達二人にも収穫祭用の衣装を用意してあるのよ。だから是非着てみて欲しくって!」
私とエフラムは一度お互い顔を見合わせる。
それからすぐにアンナさんへと視線を戻した。
「あの…何で私達の分まで?」
「折角なんだから、仮装して収穫祭を回った方がいいでしょう?安心して、服のサイズはそれぞれバッチリ把握してるから!」
「それはそれで何か怖いが…けど、いいのか?俺たちだけそんな特別に用意してもらって……」
「実はね、これは私個人的な思いから勝手に用意させてもらったようなものなの。貴方達、最近デートとか出来てなかったでしょう?いつも特に頑張ってくれてる二人だからこそ、ここは上官である私が一肌脱いでより良い収穫祭デートになるようにさせてもらったってわけ」
アンナさん、私達のためにわざわざそんな事までしてくれてたなんて…
確かに最近は戦いも激しくなってきて、エフラムとどこかへ出掛ける機会もあまり無かった。
だから今回アンナさんがしてくれた事は素直に嬉しい。
「アンナさん…ありがとうございます」
「ああ、俺たちのためにしてくれた事、礼を言う」
「良いのよ、このくらい!さ、こっちに来て」
私達はアンナさんについて行くと、会場の端にある着替えスペースのようなところに着いた。
「じゃあ、ナマエはこれで、エフラムはこっちね」
衣装を受け取ると、私とエフラムは試着スペースでそれぞれ着替えを始める。
「どう?着替え終わったかしら?」
「俺は終わったぞ」
「えと…私も一応終わったけど……」
思わず外に出るのを躊躇ってしまう。
その理由は…
「ナマエってば、もしかして恥ずかしがってる?」
「うっ…だっだって……」
私のは魔女の衣装だ。
といっても、ノノやワユのようなデザインとはまた違っていて…お臍こそ出ていないものの、かなりのミニスカートに胸元も開いているデザインだった。
しかもすごいフリフリだし…
「ちょっとアンナさんこっち来て…!」
「ええ?何よ~」
私は彼女を中に入れるとグイッと詰め寄った。
「用意してくれたのは嬉しいけど、何でこんな露出が多いんですか!」
「その方がエフラムも喜ぶでしょう?それに上はマントを羽織るし、下はニーハイソックスで胸と足の絶対領域が出来て効果は抜群よ!」
「そういう問題じゃ…!」
「んもう、可愛いんだからいいの!ほら、旦那様が外でお待ちよ。早く行ってあげなさい!」
「わあっ!?」
アンナさんに背中をドンと押され、私はそのまま外へ放り出されてしまった。
「おっと…大丈夫、か……」
「うっうん………!」
先に外に出ていたエフラムが抱きとめてくれて、私は自然と顔を上げると彼と目が合った。
その瞬間お互い固まってしまったかのように動く事が出来ずにいた。
見た限りだとエフラムは黒いマントに身を包み、少し開いた口には牙が見える…これはおそらくヴァンパイアの格好だろう。
「ちょっとちょっと、こんなところで二人だけの世界に入らないでちょうだい~」
アンナさんの声でお互い我に帰ると慌てて体を離した。
「あー…その、なんだ…凄く似合ってるぞ……」
「!エフラムこそ…凄いカッコいいよ…!」
「…これは何を言ってもここからは二人の世界ね…まあ、いいわ。元々それが狙いだったんだし。後はどうぞお楽しみに~♪」
「…!あ、アンナさん、改めてありがとう…あれ……」
再度お礼を言おうと振り向いたが、さっきまで後ろにいたはずのアンナさんの姿がなく辺りを見回してしまう。
「…変に気を遣わせたみたいだな」
「何か申し訳ないというかなんていうか…」
「まあ、元は俺たちのために用意してくれたんだ。好意に甘えて俺たちも祭りを楽しもう」
「エフラム…うん!」
差し出された彼の手を取ると、私達は収穫祭へと駆けて行った。
「どこもかしこもかぼちゃだらけだな…」
「さすが収穫祭だよね。色んなかぼちゃのお菓子や料理があって、見てるだけでも楽しくなってきちゃう」
会場の至る所にはお化けかぼちゃが飾ってあり、オレンジの光が優しく夜の闇を照らしているようだ。
露天を眺めながら歩いていると、私は少し遠くの方にあるものに目が惹かれた。
「…エフラム、ちょっと待ってて!」
「あ、おい…!」
私はそのお店に駆け足で向かうと、お目当てのそれを手に取った。
「あの、これ一つください!」
購入を済ませエフラムの元へ帰ろうと踵を返した時…
「ナマエ?」
誰かに名前を呼ばれ、そちらに振り返るとそこにいたのは今回闘技に出ていたワユ達だ。
「やっぱりナマエだ!どうしたのその格好!?凄い可愛いじゃん!」
「とても似合ってます…」
「あーこれは…」
どう答えようかと困っていると、いつの間にかゼロに距離を縮められマジマジと見つめられていた。
「いつもの服を脱いだらこんなイヤらしい身体をしていたとはな…中々イイ身体してるじゃないか」
「っ…!ゼっゼロ、近い…」
「…もしエフラムが見たら……あ」
その時、私の体は誰かによって引き寄せられた。
反射的に顔を上げると…
「!エフラム!」
「悪いな。ナマエは今、俺とデートの最中なんだ。他を当たってくれ」
私の腰をしっかりと抱き寄せ、ゼロから守るようにエフラムがそう言ってくれたのだ。
「ほぅ…エフラム王子も仮装をされているとは。貴方も中々似合っていますねぇ…」
「う…」
今度はエフラムが詰め寄られ、若干引き気味の様子になっている。
「……そこまでにしておかないか。二人の逢い引きを邪魔するべきではない」
するとカゲロウがゼロの肩を掴んでそう言ってくれた。
ああ、救世主がここに…!
彼女の言葉にゼロはフッと笑うとようやく離れてくれた。
「デートの邪魔して悪かったね。あたし達はさっさと退散するから、このまま続き楽しんでね~!」
「…二人とも、また後で会いましょう……」
それから四人は祭り会場へと消えていったのだった。
「…なんだったんだ……」
「相変わらず不思議な組み合わせだったね…」
「そうだな…それよりナマエ、どうして勝手に行ったりなんかしたんだ。さっきみたいに他の男が狙ってくるだろう」
そっそういえば、エフラムを置いて勝手に屋台まで走って来ちゃってたんだっけ…
少し不機嫌そうな彼に私は慌てて謝罪の言葉を述べる。
「ごっごめんなさい!実は…これをエフラムにあげたくなって…」
「これは…かぼちゃのランタンか?」
私が差し出したもの…それは手のひらに乗るサイズの小さなかぼちゃのランタンだ。
中には淡い青色の灯がともされている。
「うん。今日のデートの記念というか…何か思い出になるものを渡したくって…ごめんね、一人でこんな先走っちゃって…!」
すると少しの沈黙の後、エフラムはすぐ目の前の屋台で同じくかぼちゃのランタンを購入したのだ。
そして私の持っているランタンを手に取ると、代わりに今購入したばかりのランタンを渡してきた。
「それなら尚更一緒に行けば良かったんだ。お揃いで買った方がより思い出に残ると思わないか?」
「!」
エフラムがくれたかぼちゃのランタンは、私が彼にあげたランタンと対になるような赤色の灯がともされているものだった。
「本当だね…ありがとうエフラム。ずっと大切にする」
「それはこっちのセリフだ。このランタンを見る度、今日の事を思い出すんだろうな。それと同時にお前のその姿も鮮明に浮かんでくるのが分かる」
「そっそれは何か恥ずかしいかも…」
エフラムは少し笑うと私に向き直った。
そしてそのまま自然と優しいキスをくれたのだ。
「!!エっエフラム、誰かに見られたら…!」
「他人の視線なんて関係ないさ。それに、収穫祭なんだからこれは悪戯として捉えられるんじゃないか?」
「な…もう、都合良いんだから……」
「それに…悪戯はこの程度じゃ済まないぞ。お菓子をくれてもくれなくても、この後はもっとすごい悪戯をする予定なんだからな…覚悟しておけよ?」
~end~
少し過ぎちゃいましたけどエフラムでハロウィンネタでした!
収穫祭は勝手にifの絆の暗夜祭をイメージしながら書きました。
かぼちゃのランタンも暗夜祭であったある会話から取ったものです笑
本当はキャラ選択式にしたかったんですけど、時間がなくて諦めました…
今日はハロウィンだ。
こっちの世界では収穫祭というらしい。
…で、今回特務機関の食糧難を乗り越えるためその収穫祭に参加したのだけれど…
内容は闘技大会に優勝すれば、その景品として大量のかぼちゃを手に入れられるというもの。
私達は見事に優勝を果たし、かぼちゃと村の人達のご厚意で野菜をいただく事が出来た。
それからはお祭りの準備をみんなで手伝い無事に収穫祭が開始した。
「ふぅ…」
「大丈夫か?ナマエ」
お祭りの光景を一息つきながら眺めていると、エフラムがこちらに歩いて来て声を掛けてくれた。
「エフラム。うん、全然平気だよ」
「そうか…収穫祭なんて初めて参加したな」
「エフラムの世界には無かったの?」
「ああ。だから正直こういう雰囲気にはワクワクしてしまうな」
エフラムは少し照れたように頭を掻いた。
そんな彼を内心可愛いと思ったのは秘密…
「二人ともここにいたのね!」
声のした後ろを振り返れば、そこにはアンナさんが走って来ていた。
「アンナさん。どうかしましたか?」
「ええ、ちょっと二人について来て欲しいのよ」
「俺たちが?」
するとアンナさんは笑って口を開く。
「今回は貴方達二人にも収穫祭用の衣装を用意してあるのよ。だから是非着てみて欲しくって!」
私とエフラムは一度お互い顔を見合わせる。
それからすぐにアンナさんへと視線を戻した。
「あの…何で私達の分まで?」
「折角なんだから、仮装して収穫祭を回った方がいいでしょう?安心して、服のサイズはそれぞれバッチリ把握してるから!」
「それはそれで何か怖いが…けど、いいのか?俺たちだけそんな特別に用意してもらって……」
「実はね、これは私個人的な思いから勝手に用意させてもらったようなものなの。貴方達、最近デートとか出来てなかったでしょう?いつも特に頑張ってくれてる二人だからこそ、ここは上官である私が一肌脱いでより良い収穫祭デートになるようにさせてもらったってわけ」
アンナさん、私達のためにわざわざそんな事までしてくれてたなんて…
確かに最近は戦いも激しくなってきて、エフラムとどこかへ出掛ける機会もあまり無かった。
だから今回アンナさんがしてくれた事は素直に嬉しい。
「アンナさん…ありがとうございます」
「ああ、俺たちのためにしてくれた事、礼を言う」
「良いのよ、このくらい!さ、こっちに来て」
私達はアンナさんについて行くと、会場の端にある着替えスペースのようなところに着いた。
「じゃあ、ナマエはこれで、エフラムはこっちね」
衣装を受け取ると、私とエフラムは試着スペースでそれぞれ着替えを始める。
「どう?着替え終わったかしら?」
「俺は終わったぞ」
「えと…私も一応終わったけど……」
思わず外に出るのを躊躇ってしまう。
その理由は…
「ナマエってば、もしかして恥ずかしがってる?」
「うっ…だっだって……」
私のは魔女の衣装だ。
といっても、ノノやワユのようなデザインとはまた違っていて…お臍こそ出ていないものの、かなりのミニスカートに胸元も開いているデザインだった。
しかもすごいフリフリだし…
「ちょっとアンナさんこっち来て…!」
「ええ?何よ~」
私は彼女を中に入れるとグイッと詰め寄った。
「用意してくれたのは嬉しいけど、何でこんな露出が多いんですか!」
「その方がエフラムも喜ぶでしょう?それに上はマントを羽織るし、下はニーハイソックスで胸と足の絶対領域が出来て効果は抜群よ!」
「そういう問題じゃ…!」
「んもう、可愛いんだからいいの!ほら、旦那様が外でお待ちよ。早く行ってあげなさい!」
「わあっ!?」
アンナさんに背中をドンと押され、私はそのまま外へ放り出されてしまった。
「おっと…大丈夫、か……」
「うっうん………!」
先に外に出ていたエフラムが抱きとめてくれて、私は自然と顔を上げると彼と目が合った。
その瞬間お互い固まってしまったかのように動く事が出来ずにいた。
見た限りだとエフラムは黒いマントに身を包み、少し開いた口には牙が見える…これはおそらくヴァンパイアの格好だろう。
「ちょっとちょっと、こんなところで二人だけの世界に入らないでちょうだい~」
アンナさんの声でお互い我に帰ると慌てて体を離した。
「あー…その、なんだ…凄く似合ってるぞ……」
「!エフラムこそ…凄いカッコいいよ…!」
「…これは何を言ってもここからは二人の世界ね…まあ、いいわ。元々それが狙いだったんだし。後はどうぞお楽しみに~♪」
「…!あ、アンナさん、改めてありがとう…あれ……」
再度お礼を言おうと振り向いたが、さっきまで後ろにいたはずのアンナさんの姿がなく辺りを見回してしまう。
「…変に気を遣わせたみたいだな」
「何か申し訳ないというかなんていうか…」
「まあ、元は俺たちのために用意してくれたんだ。好意に甘えて俺たちも祭りを楽しもう」
「エフラム…うん!」
差し出された彼の手を取ると、私達は収穫祭へと駆けて行った。
「どこもかしこもかぼちゃだらけだな…」
「さすが収穫祭だよね。色んなかぼちゃのお菓子や料理があって、見てるだけでも楽しくなってきちゃう」
会場の至る所にはお化けかぼちゃが飾ってあり、オレンジの光が優しく夜の闇を照らしているようだ。
露天を眺めながら歩いていると、私は少し遠くの方にあるものに目が惹かれた。
「…エフラム、ちょっと待ってて!」
「あ、おい…!」
私はそのお店に駆け足で向かうと、お目当てのそれを手に取った。
「あの、これ一つください!」
購入を済ませエフラムの元へ帰ろうと踵を返した時…
「ナマエ?」
誰かに名前を呼ばれ、そちらに振り返るとそこにいたのは今回闘技に出ていたワユ達だ。
「やっぱりナマエだ!どうしたのその格好!?凄い可愛いじゃん!」
「とても似合ってます…」
「あーこれは…」
どう答えようかと困っていると、いつの間にかゼロに距離を縮められマジマジと見つめられていた。
「いつもの服を脱いだらこんなイヤらしい身体をしていたとはな…中々イイ身体してるじゃないか」
「っ…!ゼっゼロ、近い…」
「…もしエフラムが見たら……あ」
その時、私の体は誰かによって引き寄せられた。
反射的に顔を上げると…
「!エフラム!」
「悪いな。ナマエは今、俺とデートの最中なんだ。他を当たってくれ」
私の腰をしっかりと抱き寄せ、ゼロから守るようにエフラムがそう言ってくれたのだ。
「ほぅ…エフラム王子も仮装をされているとは。貴方も中々似合っていますねぇ…」
「う…」
今度はエフラムが詰め寄られ、若干引き気味の様子になっている。
「……そこまでにしておかないか。二人の逢い引きを邪魔するべきではない」
するとカゲロウがゼロの肩を掴んでそう言ってくれた。
ああ、救世主がここに…!
彼女の言葉にゼロはフッと笑うとようやく離れてくれた。
「デートの邪魔して悪かったね。あたし達はさっさと退散するから、このまま続き楽しんでね~!」
「…二人とも、また後で会いましょう……」
それから四人は祭り会場へと消えていったのだった。
「…なんだったんだ……」
「相変わらず不思議な組み合わせだったね…」
「そうだな…それよりナマエ、どうして勝手に行ったりなんかしたんだ。さっきみたいに他の男が狙ってくるだろう」
そっそういえば、エフラムを置いて勝手に屋台まで走って来ちゃってたんだっけ…
少し不機嫌そうな彼に私は慌てて謝罪の言葉を述べる。
「ごっごめんなさい!実は…これをエフラムにあげたくなって…」
「これは…かぼちゃのランタンか?」
私が差し出したもの…それは手のひらに乗るサイズの小さなかぼちゃのランタンだ。
中には淡い青色の灯がともされている。
「うん。今日のデートの記念というか…何か思い出になるものを渡したくって…ごめんね、一人でこんな先走っちゃって…!」
すると少しの沈黙の後、エフラムはすぐ目の前の屋台で同じくかぼちゃのランタンを購入したのだ。
そして私の持っているランタンを手に取ると、代わりに今購入したばかりのランタンを渡してきた。
「それなら尚更一緒に行けば良かったんだ。お揃いで買った方がより思い出に残ると思わないか?」
「!」
エフラムがくれたかぼちゃのランタンは、私が彼にあげたランタンと対になるような赤色の灯がともされているものだった。
「本当だね…ありがとうエフラム。ずっと大切にする」
「それはこっちのセリフだ。このランタンを見る度、今日の事を思い出すんだろうな。それと同時にお前のその姿も鮮明に浮かんでくるのが分かる」
「そっそれは何か恥ずかしいかも…」
エフラムは少し笑うと私に向き直った。
そしてそのまま自然と優しいキスをくれたのだ。
「!!エっエフラム、誰かに見られたら…!」
「他人の視線なんて関係ないさ。それに、収穫祭なんだからこれは悪戯として捉えられるんじゃないか?」
「な…もう、都合良いんだから……」
「それに…悪戯はこの程度じゃ済まないぞ。お菓子をくれてもくれなくても、この後はもっとすごい悪戯をする予定なんだからな…覚悟しておけよ?」
~end~
少し過ぎちゃいましたけどエフラムでハロウィンネタでした!
収穫祭は勝手にifの絆の暗夜祭をイメージしながら書きました。
かぼちゃのランタンも暗夜祭であったある会話から取ったものです笑
本当はキャラ選択式にしたかったんですけど、時間がなくて諦めました…
73/129ページ