マイヒーロー
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伝承英雄…それは来たるべき時に召喚が可能な英雄のこと。
彼らの力を借りる事はさらに強力な戦力となる事は間違いない。
そして今日は地の伝承英雄を呼び寄せる時…
「っ……」
眩い光に目を瞑り、それが少し収まったところで私はゆっくりと目を開けた。
「……え?」
私は目の前に召喚された英雄に目を見開いた。
「ア…アイク…なの?」
そう、その英雄は前に召喚させてもらったはずのアイクだった。
「…あんたは?どうして俺の名前を知っている?」
「え…あれ…?」
私の事を知らない……?
よく見たら私が知っているアイクよりもさらに逞しくなっているというか…
もしかしたら違う時系列のアイクが伝承英雄として来てくれたのかな…?
「確かに俺はグレイル傭兵団のアイクだが…ここは一体どこだ?あんたは何者なんだ?」
「それは__」
私はとりあえず目の前にいるアイクにここに召喚させてもらった経緯を話した。
「伝承の…英雄…?よくわからんが、俺で良ければあんたたちの力になろう」
「あっありがとう、アイク…」
とりあえずひと段落したけど…
「あの、アイク…?」
「なんだ?」
「その…多分なんだけど、この世界には今のあなたよりも少し若いアイクもいるの」
「若い俺が…?」
「うん。ここじゃなんだから、一度お城に戻ろうか」
私はアイクをアスク城に案内するために歩き出した。
「…これは夢か?」
「夢じゃ、ないんです…」
お城に戻りエントランスに着いた途端、アイクはそこで見た光景に思わず目をこすって眺めていた。
ちょうどエントランスには話し合っている若い時のアイクと他の英雄達がいたのだ。
「驚いた…本当に若い時の俺がいるとは」
「不思議だよね。私も驚いちゃった…」
私は改めて伝承英雄として来てくれたアイクを見た。
正確な年月は分からないけれど…おそらくこちらのアイクは2、3年後の姿だろう。
もしそうなら…本当にすごい成長というか…
「…どうした?」
「へ…?」
「俺の事じっと見てたみたいだが…そんなに変だったか?」
「!ちっ違う違う!!ただ…人ってこんなにも成長するものなんだなーって思っちゃって…」
私がそう言うと、アイクは一瞬ぽかんとした後ふっと笑みを浮かべた。
「あんたって面白い奴だな」
「え…そう、なの?」
「ああ。ナマエ…だったよな。あんたはあっちにいる俺とは仲が良いのか?」
「え?うっうん…よく話したりしてるよ」
「そうか…俺も負けてられんな」
アイクは若い時の彼をじっと見つめながらそう呟いていた。
「アイク?」
「何でもない…こっちの話だ」
「そう…?あ、そうだ。アイク、これからしばらくここに居てもらうことになるんだけど…あっちにいるアイクと話さなくて大丈夫?何だか変な質問だね…」
「いや…今はいい。…正直自分自身と話すなんて思ってもみなかったからな。気持ちの整理がついて…もう少しこの世界の事を知ったら話してみるさ」
「そっか…」
「なあ、ここの事色々教えてくれよ。初めて来た場所だが…不思議と嫌な感じは全くしない。寧ろもっと知りたいとさえ思ってる。あんたさえ良ければ案内してくれないか?」
「アイク…うん、もちろん!」
少し不思議な出会いだったけど…
彼との絆もこれから大切にしていこう…そう思える出来事だった。
~end~
暁アイク実装おめでとう…おめでとう……
残っていたなけなしのオーブでぶん回してやっとお迎え出来ました…
今回ほど苦しい召喚は初めてでしたね笑
彼らの力を借りる事はさらに強力な戦力となる事は間違いない。
そして今日は地の伝承英雄を呼び寄せる時…
「っ……」
眩い光に目を瞑り、それが少し収まったところで私はゆっくりと目を開けた。
「……え?」
私は目の前に召喚された英雄に目を見開いた。
「ア…アイク…なの?」
そう、その英雄は前に召喚させてもらったはずのアイクだった。
「…あんたは?どうして俺の名前を知っている?」
「え…あれ…?」
私の事を知らない……?
よく見たら私が知っているアイクよりもさらに逞しくなっているというか…
もしかしたら違う時系列のアイクが伝承英雄として来てくれたのかな…?
「確かに俺はグレイル傭兵団のアイクだが…ここは一体どこだ?あんたは何者なんだ?」
「それは__」
私はとりあえず目の前にいるアイクにここに召喚させてもらった経緯を話した。
「伝承の…英雄…?よくわからんが、俺で良ければあんたたちの力になろう」
「あっありがとう、アイク…」
とりあえずひと段落したけど…
「あの、アイク…?」
「なんだ?」
「その…多分なんだけど、この世界には今のあなたよりも少し若いアイクもいるの」
「若い俺が…?」
「うん。ここじゃなんだから、一度お城に戻ろうか」
私はアイクをアスク城に案内するために歩き出した。
「…これは夢か?」
「夢じゃ、ないんです…」
お城に戻りエントランスに着いた途端、アイクはそこで見た光景に思わず目をこすって眺めていた。
ちょうどエントランスには話し合っている若い時のアイクと他の英雄達がいたのだ。
「驚いた…本当に若い時の俺がいるとは」
「不思議だよね。私も驚いちゃった…」
私は改めて伝承英雄として来てくれたアイクを見た。
正確な年月は分からないけれど…おそらくこちらのアイクは2、3年後の姿だろう。
もしそうなら…本当にすごい成長というか…
「…どうした?」
「へ…?」
「俺の事じっと見てたみたいだが…そんなに変だったか?」
「!ちっ違う違う!!ただ…人ってこんなにも成長するものなんだなーって思っちゃって…」
私がそう言うと、アイクは一瞬ぽかんとした後ふっと笑みを浮かべた。
「あんたって面白い奴だな」
「え…そう、なの?」
「ああ。ナマエ…だったよな。あんたはあっちにいる俺とは仲が良いのか?」
「え?うっうん…よく話したりしてるよ」
「そうか…俺も負けてられんな」
アイクは若い時の彼をじっと見つめながらそう呟いていた。
「アイク?」
「何でもない…こっちの話だ」
「そう…?あ、そうだ。アイク、これからしばらくここに居てもらうことになるんだけど…あっちにいるアイクと話さなくて大丈夫?何だか変な質問だね…」
「いや…今はいい。…正直自分自身と話すなんて思ってもみなかったからな。気持ちの整理がついて…もう少しこの世界の事を知ったら話してみるさ」
「そっか…」
「なあ、ここの事色々教えてくれよ。初めて来た場所だが…不思議と嫌な感じは全くしない。寧ろもっと知りたいとさえ思ってる。あんたさえ良ければ案内してくれないか?」
「アイク…うん、もちろん!」
少し不思議な出会いだったけど…
彼との絆もこれから大切にしていこう…そう思える出来事だった。
~end~
暁アイク実装おめでとう…おめでとう……
残っていたなけなしのオーブでぶん回してやっとお迎え出来ました…
今回ほど苦しい召喚は初めてでしたね笑
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