マイヒーロー
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「ナマエ」
私に声を掛けてきてくれたのは、幼い竜人族の少女ミルラだった。
彼女とはつい最近召喚で出会ったのだけれど、私に懐いてくれたようでこうして声を掛けてくれる事が多い。
「ミルラ。今日も来てくれたんだね」
「はい、ナマエの傍にいると安心するんです。エフラムと同じですね…」
「エフラムと?」
そういえば彼女はエフラムと同じ世界から来たんだっけ…
「ナマエはエフラムと恋人同士…なんですよね?」
「あ…うっうん、そうだよ」
改めて聞かれるとやっぱり少し照れてしまう…
そう、エフラムとはミルラと出会う前からお付き合いをさせてもらっている。
その事はエフラムと私がただ話している光景を見ただけで、ミルラは私とエフラムが付き合っているのが分かったのだ。
やはり長年色々な人々の様子を見て来たからなのかな…
「この世界に来てからエフラムはいつもナマエの事を話してくれるんです。話している時の顔はとても嬉しそうで…本当にナマエの事が好きなんだなって思います」
「そっそうだったんだ……」
その話を聞いて嬉しいやら恥ずかしいやら…
それと同時にたまらなくエフラムに会いたいとも思った。
「あ…今、エフラムに会いたいって思いましたね?」
「へ!?なっ何で…」
「貴女の顔を見ていたら分かります」
なっなんかミルラって色々とすごい…
「大丈夫ですよ。エフラムなら、ほら」
ミルラが横にずれると、そのすぐ後ろにはエフラムが立っていたのだ。
「!?えっエフラム!?」
「ナマエ、そんなに俺に会いたがってくれてたのか…俺もお前に会いたかったぞ」
「聞いてたの!?」
「盗み聞きするつもりは無かったんだが…つい、な……」
苦笑いを浮かべる彼に対し、私は恥ずかしさでどこかへ逃げてしまいたかった。
「エフラム、あんまりナマエの事独り占めしないでください」
「ミルラ、お前もナマエの事大好きになったんだな。だが、そのお願いはあんまり聞いてやれないな…」
「む…私だってナマエと一緒に居たいんです」
いつの間にか二人が小さな口論を始めてしまっていた。
「なら、三人で一緒にいるか」
エフラムはそう言うと、私とミルラを同時に抱き寄せた。
「え、え?」
「これは…良い案ですね。大好きな二人の傍にいられます…」
ミルラは嬉しそうに私の腰に腕を回して抱きついて来た。
かっ可愛い…!!
「…こうしてると、俺たちの間に子供ができたみたいだな」
「こっ子供って…それにミルラは私たちよりずっと年上なんだよ…っ」
「はは、そうだったな。でもまあ…今はこのひと時を楽しもう」
「エフラム…うん、そうだね……」
私たちは戦いの中にあるこのひと時に幸せを感じるのだった。
~end~
ミルラ絡みでエフラムとイチャつかせたかっただけです((
ミルラ可愛いよミルラ…
私に声を掛けてきてくれたのは、幼い竜人族の少女ミルラだった。
彼女とはつい最近召喚で出会ったのだけれど、私に懐いてくれたようでこうして声を掛けてくれる事が多い。
「ミルラ。今日も来てくれたんだね」
「はい、ナマエの傍にいると安心するんです。エフラムと同じですね…」
「エフラムと?」
そういえば彼女はエフラムと同じ世界から来たんだっけ…
「ナマエはエフラムと恋人同士…なんですよね?」
「あ…うっうん、そうだよ」
改めて聞かれるとやっぱり少し照れてしまう…
そう、エフラムとはミルラと出会う前からお付き合いをさせてもらっている。
その事はエフラムと私がただ話している光景を見ただけで、ミルラは私とエフラムが付き合っているのが分かったのだ。
やはり長年色々な人々の様子を見て来たからなのかな…
「この世界に来てからエフラムはいつもナマエの事を話してくれるんです。話している時の顔はとても嬉しそうで…本当にナマエの事が好きなんだなって思います」
「そっそうだったんだ……」
その話を聞いて嬉しいやら恥ずかしいやら…
それと同時にたまらなくエフラムに会いたいとも思った。
「あ…今、エフラムに会いたいって思いましたね?」
「へ!?なっ何で…」
「貴女の顔を見ていたら分かります」
なっなんかミルラって色々とすごい…
「大丈夫ですよ。エフラムなら、ほら」
ミルラが横にずれると、そのすぐ後ろにはエフラムが立っていたのだ。
「!?えっエフラム!?」
「ナマエ、そんなに俺に会いたがってくれてたのか…俺もお前に会いたかったぞ」
「聞いてたの!?」
「盗み聞きするつもりは無かったんだが…つい、な……」
苦笑いを浮かべる彼に対し、私は恥ずかしさでどこかへ逃げてしまいたかった。
「エフラム、あんまりナマエの事独り占めしないでください」
「ミルラ、お前もナマエの事大好きになったんだな。だが、そのお願いはあんまり聞いてやれないな…」
「む…私だってナマエと一緒に居たいんです」
いつの間にか二人が小さな口論を始めてしまっていた。
「なら、三人で一緒にいるか」
エフラムはそう言うと、私とミルラを同時に抱き寄せた。
「え、え?」
「これは…良い案ですね。大好きな二人の傍にいられます…」
ミルラは嬉しそうに私の腰に腕を回して抱きついて来た。
かっ可愛い…!!
「…こうしてると、俺たちの間に子供ができたみたいだな」
「こっ子供って…それにミルラは私たちよりずっと年上なんだよ…っ」
「はは、そうだったな。でもまあ…今はこのひと時を楽しもう」
「エフラム…うん、そうだね……」
私たちは戦いの中にあるこのひと時に幸せを感じるのだった。
~end~
ミルラ絡みでエフラムとイチャつかせたかっただけです((
ミルラ可愛いよミルラ…
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