マイヒーロー
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「………」
「あの…どうされました?ナマエさん…」
私は今、じっと見つめている。
…海パン姿のフレデリクを。
「いや…フレデリクの水着姿って初めて見るなーと思って…」
「そう言われればそうですね。私の水着姿はおかしかったでしょうか?」
「おかしいだなんてとんでもない!なんと言うか、その…」
正直、似合っていると思うしカッコイイ。
彼らしく青色を基調としていて何とも涼しげな格好だ。
そしてそれ以上に…
「っ、目のやり場に困ると言いますか…」
「目のやり場に?」
私がそう言うと、フレデリクは疑問に思ったのか顎に手を当てて考える素振りを見せた。
「私のこの格好で貴女が目のやり場に困るとは…予想外でしたね」
「え、何でそう思うの?」
「普段から見慣れているはずだと思っていたので。夜はいつも裸を…」
「そういうのいいから!!」
私はフレデリクの口を思い切り塞ぎにかかった。
「真面目な顔して何を言い出すかと思ったら…本当、油断も隙もないわ…」
小さく溜息を吐くと、私はフレデリクにピッと指を指して反論した。
「いい?そういう普段見慣れない格好で、さらに肌がそんなに出てるからこそ!ドキドキしちゃうって事なの!」
私がそう言うとフレデリクは一瞬驚いた後、満面の笑みを浮かべた。
…ん?満面の…笑み……?
「そうでしたか。ナマエさんは私のこの格好でドキドキしてくれていたのですね。貴女の思っている事がよく分かりました…」
「え?え?あの、フレデリクさん???」
嫌な予感がしたが時すでに遅し…
私は気付いた時には彼に横抱きにされていた。
「そんな可愛らしい事を言われたら、私は止まらないという事…ご存知ですよね?」
…翌日、私は使い物にならなくなったのは言うまでもない。
~end~
水着超英雄のフレデリクから。
貝殻ぶん投げて戦う彼には笑いました。
残念なイケメンとはまさに彼の事か…
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