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気持ち悪い。
私をおもちゃにしながら中年の男はハァハァと吐息を漏らす。
自分の自我と尊厳を踏みにじられた今、余裕など出せない。
醜悪だ。
作り笑顔を浮かべながら男のご機嫌を取るそんな自分も醜い。
舐め回された胸から唾液が滴り落ちた。
どきどき噛まれた乳首の先が痛むが、それすら嬉しがらないと。
「あぁ……ご主人様のすごいです。もっと激しくしてぇ」
「良いぞぉ、さくらくん。君のおまんこがグイグイ締め付けてくる。どれ、もっと押し込んでやろうか」
ぐふふ、と下衆な声で笑う。
押し込まれると体の奥が抉られるのではと思うほどの衝撃が走る。
もし、この男の一物がこんなに凶暴さを所持していなければもっと冷静でいられるのにと思わずにはいられない。
「ぎぃっ! いや、そんな激しくしちゃ……!」
頭の奥がチカチカする。
白黒になる目の前を癒すように涙が浮かんでくる。
焼け石に水である。
無理矢理ねじ込まれていると言うのに、気持ちとは裏腹に開発される自分に嫌気がさす。
込み上げる霧のような快楽に抗いたいのに私は抗えない。
そんな私を見下しながら男は吐き捨てる。
「口答えするな、豚め」
なにが気に障ったのか急に不機嫌になる男。
突然肩に痛みが走る。
ヒリヒリとした痛みが暫くあり、振り向いた私をまた男は打った。
何度かあり、耐えきれずにそのまま私は失禁した。
恥ずかしさと屈辱がこの身を焼いていく。
「おぉ、叩かれて喜ぶか淫乱め。きゅんきゅんと私のにキスして……」
うっとり、恍惚となる男。
ぎゅうと、その瞬間だけまるで恋人のように抱く男。
私は無機質な天井を見ながら意識を反らす。
この男の物となって何日目だろうか。
鎖で繋がれているように動けない。
背中に覆い被さる重みが私を卑しめて行く。
両親が離婚した。
父親が借金をしたせいで母親はどこかへいなくなった。
多額の借金だったらしく、父親は家も土地も家族も失った。
困った父親は私に泣きながら言った。
「頼む、さくら。売られてくれ」
売られる、という意味が暫く分からず呆然とした。
しかし私を売るように持ちかけた男が金を持ってきた。
百万円札が一体何十束あっただろうか。
金を目にした父親もこれで楽になるのだと思ったのだろう。
笑顔の父と金を見て、私は応じるしかなかった。
「分かったよ……お父さん」
質に私は入れられたのだ。
今は人間等ではなくただの肉便器として生きている。
(くそ……いつかきっとこんな場所抜け出してやる!)
涙と嗚咽と、愛液と、注がれる精液を流しながら思わずにはいられなかった。
しかしご主人様は僅かな機微も見逃さない。
ほんの少しの反抗心も嗅ぎ付けて、私を打つ。
「ちゃんと穴を締めないとまた鞭で打ち付けるぞ。
痛い思いをしてじゃないとわからないのか。君は?」
目が私を射抜く。
恐ろしいほど冷たい目だ。
ここに来た初日に嫌だと言ったら痛い思いをすると刷り込まされた。
私は慌てて言った。
「違うの、ご主人様のおちんぽが良すぎて、さくらは死んじゃうの……お願いです、もっと」
あくまで拒絶ではなく、受容の言葉を紡ぐとご主人様の機嫌は良くなった。
「ふふ、可愛い肉便女め。壊れるまで使ってやるぞ」
「ふぐぅっ! おぉっ……!」
不意に腰を打ち付けてきた。
意識が飛ぶ。
けれど負けるわけにはいかないのだ。
ここから抜け出すにはこの男の色に染まってはいけないのだから。
だが、耐えれば耐えるほど、この快楽は強さを増して襲いかかってくる。
何故、涙を流すほど気持ち良いのか。
私は白目を剥き、爪先を空に向かって尖らせ、だらしなく喘ぐのだ。
豚と言われても抵抗できない。
この男は執拗な迄に私を押し潰してくる。
「ダメだな。これじゃ全然ダメだ。
もっと締め付けろとさっきから言ってるだろう。
美奈くん、手伝ってやりなさい」
「かしこまりました」
女が来た。
私は思わず逃げ腰になった。
この女は恐い。
女の手には注射があった。
あの注射の中には薬がある。
どうあがいても射たれると分かっているのに、私は体を強張らせずにはいられなかった。
「ふふ、ちゃんとご主人様を楽しませないと駄目じゃないの。
でも、ちゃんとお仕事出来るようにしてあげるからね」
笑顔とともに女は言った。
そして針がプツリと腕に射された。
一瞬で頭がピンクに染まるようだった。
全ての感覚が鋭敏になり何もしないまま、また失禁した。
「ふっ……うぅうう!!」
「まぁ、汚い……。
そんなに汚して少しは申し訳ないとか思わないの?
新入りさん、ちゃんとご主人様のために動いて。
ほら、いち、に、いち、に」
「美奈くんは相変わらず鬼畜だな。調教用の薬を射って動けとは」
「これもご主人様の為ですわ。それに多少の刺激に耐えられなくては」
にっこりと男と笑っているこの女は一体どれだけの快楽を与えれば仕事を差し支えるのだろうか。
他人にこのような薬を平気で射てるのだから相当なのだろう。
「おお、うねる。
が、ちともの足りんな。
尻の方に杭でも打ち込んでやるか。
美奈くん」
「かしこまりました」
女の方に視線をやると手には太さこそ無いまでも長さと震動がおぞましくあるバイブが握られていた。
それに液体を滴らせ、イボの付いたコンドームを被せる。
恐れおののいている隙にご主人様は私を四つん這いにさせて無駄な抵抗が出来ぬように鎖を手首足首にかけた。
そのまま私の尻を広げると、抵抗感と戦う私を見もせずにズブズブと無理矢理捩じ込んでいく。
(息が出来ない……!)
腹の中の異物感に呼吸を忘れていると、今度は柔らかな刺激が訪れる。
スイッチが入ったのだ。
しかし優しさなどもたらされるわけもなく、すぐに最強の刺激まで上げれる。
「うぁあああああっ……」
気持ち悪い。
けれどどうしようも出来ない。
押し出そうとすると無理矢理またねじ込まれる。
その様子を見てご主人様は言った。
「これはなかなか良いな。次はけつ穴を調教してやろうか」
「まぁ、それは良いですわね」
まるでその辺の世間話をするように彼らは言った。
後ろに重さがかかる。
私のクリトリスをご主人様の掌が撫でる。
「おお、きっちり勃起しておるわ。
さて、まだ薬が余っとるからここと膣にも刺してやるぞ」
「そんなっ……もう、無理です」
「あら、口答えするなんて厚かましい。
新入りさん、あなたは家畜と同等なのよ。
ご主人様の命令は絶対です」
言うや否や女は余った薬をクリトリスと膣内、乳首に刺してしまった。
一瞬のことで何も言えなかった。
というより、まさにその一瞬とともにご主人様は私の膣に無理矢理その巨大なものを捩じ込んでいった。
(壊れる!)
脳みそがぐらぐらと揺れる。
まさに天国と地獄を行き来しているようだった。
まるで深海魚が沖にあげられたように表情をボロボロに崩しながら私は耐えるしか無いのだ。
「おお……震動と合間ってどんどん絞めてくる。
何て可愛い便器だ。
さくらくん、気持ちいいかね?」
「もう、壊れるのっ……やだ、やだっ……そこは……あん……」
「そうかそうか。壊れたら良いぞ。勃起したクリトリスが苛めて欲しがってるな。美奈くん、これにローターをあげなさい」
「はい。良かったわね、これでご主人様も楽しめそうよ」
震動が増えると私はもうただの人形だった。
狂ったように泣き叫び、嫌だ嫌だと泣いた。
それが燃えるのかご主人様は抵抗出来ない私を激しく揺さぶった。
「触っちゃ……! ひぃっ」
次々イってどうしたらいいのか分からない。
白目を剥いて涎を垂らし、止めどなく痙攣する体に戸惑う。
それなのに男は手を緩めず、ただ私を快楽に誘う。
薬の効果に人格さえおかしく変形しそうだった。
「もう、もうダメ……ご主人様、いってるの、わたし、おまんこ、いってるから……!」
「そうか。なら私もそろそろいくとしようか」
しかし終わりを告げる言葉をご主人様が言った。
ラストスパートと言わんばかりに急激に力が加わる。
(これで終わる……)
そう安堵したのも束の間だった。
ぜぇぜぇと息を吐いて私は目を閉じたが、ご主人様は私の中に大量に出した後、こう言った。
「おっと……少し出してしまったな」
(今のが少し……?)
信じられない言葉に私は気が遠くなる。
機械の電源は入ったままで、その度に体がビクビクと揺れた。
抵抗もできなかった。
「私も年をとったな。どれ、もう一度だ」
「いやぁ……やめてぇ……」
「おぉ、締まる締まる。
酷くすると余計に悦ぶのか?変態め。
君の子宮の中まで汚してやるから喜べよ」
ゆっくりと重さが加わる。
下衆な笑顔を見せるご主人様に、疲弊仕切った私が逆らえるわけもなかった。
「もう、やめてっ……いってるから、いってるからぁ!」
「いけいけ。君を売った父親には感謝しないとな。
こんな可愛い娘を調教出来て楽しくてしょうがないよ。
君が本当に壊れたらちゃんとお客を取らせてやるぞ。
そしたら直ぐに売れっ子だな」
(くそっ……!
こんなものに負けてなるもんか……!
くそ! くそォ……!)
穴と言う穴から体液を吹き上げながら込み上げる憎悪と悔しさに唇を噛み締める。
ははは、と笑いながらご主人様は腰を打ち付ける。
ぱちゅんぱちゅんと精液と愛液が混ざる音がした。
すぐ隣で女がクスクス微笑む。
そして女は何かを思い出したように「そうだわ」と言ってタブレットを取り出すと私に動画を見せた。
「これね、あなたのお父さんよ」
「え……」
「きっと楽しいと思うわよ~」
見ると、そこには父がいた。
笑っている。
幸せそうだ。
しかしそのうち、心臓が警鐘をならす。
これ以上見ては行けない。
目を反らしたら女が頭を押さえつけた。
「嫌だ……!」
「ダメよ、目を開いてちゃんと見て?」
絶望とはこういうことなのだろうか。
ここの奴隷とおぼしき人物と交わりあう父がいた。
声も聞こえた。
「お前のほしいのはこれか?
あぁ? ほら、言ってみろよ、この犬め」
正しく父の声だった。
頭が白くなる。
この男と同じ言葉を、私の父は言っていた。
それに追い討ちをかけるようにご主人様が言った。
「可愛そうにさくら。
父に売られ、その父は子を売った金で遊び歩いておる。
金があるとは厄介だのう。
少し寂しさを紛らせてやろうと女を貸したらすぐ填まってくれたわ」
「そんな……それじゃ私は何のために……」
「何のためになんて、それはあなたがお父様を助けたくて来たんでしょ?」
女は言った。
「あなたが決めたことでしょ?」と。
男は笑う。
とても優しげな口調で諭すように言う。
まるで宝物か何かのようにそっと抱き締めて囁く。
「今ではすっかりうちの上客の一人だ。
でも安心したまえ。
君のことは私が一生飼ってあげるよ。
私が死んでも信頼できる飼い主に飼ってもらえる。
一生食うに困らない」
「でも……でも……」
「君はただ、気持ちよくなることを考えていれば良いんだよ」
ぷっつりと糸が切れるようだった。
ご主人様が律動を早める。
私は乞い願う。
どうか、もっと酷くしてと。
ご主人様はとても上機嫌で「君の望み通りに」と鞭を振るった。
背中が痛んだが、胸の痛みに比べれば何のことはなかった。
そうでなければ、私は苦しくて死んでしまうだろうから。
「泣いてる暇は無いぞ。
これからもっと激しく乱れさせてやるのだからな」
楽しそうに笑いながらご主人様は言った。
私は快楽を受け止めるともう何の妨げも無くなったように喘ぎ、乱れた。
(もう……いいや……)
私はご主人様のものを扱きながら、醜い怪物のような顔にキスをした。
どうあがいても逃げられないなら、与えられる快楽がせめて私の救いだと思った。
「ご主人様ァ……!
もっと、もっと下さいぃ!
全部、あげるからァ!
さくらのおまんこもお尻もご主人様の色に染めてぇ!」
「おぉ、そんなに私のメス奴隷になりたいか。
うれしい、それに実に良い。
望むままに全部奪い取って私好みにしてやるからな。
そうなったら今度はお前の父親に内緒で抱かせてやるか。
見物だろう?」
「えぇ、とても楽しい余興ですわ」
ご主人様と女は言った。
ニコニコと微笑みながら談笑している。
ご主人様が私に笑顔を向けながら言った。
「君もそう思うだろう、さくら」
ぼんやりとした頭のままで私はにっこりと微笑み返す。
「はい、ご主人様」
黒い波の中に私は身を投じた。
もう二度と戻ってはこれないだろう。
20181215
エロ本の読みすぎでしょうか。
無理矢理されて快楽堕ちする女子が大好きです。