MainStory〜第一部〜
NameChange
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『Trickstar』の勝利が確定した。
喜びに満ち溢れたステージと、観客席と…
誰もが望むアイドルのステージがそこにはあった…、輝く笑顔のスバルくん…
『奇跡のような、存在…だねぇ…』
零「ほんとじゃのぅ…やり遂げるとは…信じておっても驚くものじゃ…くくく♪」
『零さんも喜んでるね♪』
『fine』が去ろうとすると、スバルくんが引き止める。一緒にアンコールを歌うように言うと、限界であろう天祥院くんが微笑む…
天祥院「ふぅん。これは手厳しいね、けれど嬉しくも思うよ。宿敵にすら素直に教えを請える、手を差しのべられる、それが君たちの強さだね……♪
僕も、君たちのように強くなるよ
そしてまた、いずれ……。今度は何度だって延長戦をしたっていい、魂を燃やし尽くすような勝負をしよう
心から言えるよ、君たちに会えてよかった」
明星「こっちこそ!色々あったけど、全部ひっくるめて感謝するよっ☆
俺たちが、ここまでこれたのは……。転校生をはじめとした、周りの人たちに支えられてきたからだ!あんたたちに勝てたのも、他の『ユニット』の援護があったおかげって感じだしな〜♪」
みんなが支えてくれた。味方だった人も、敵だった人も…、みんながいたから『Trickstar』は大きく成長できた。だから、みんなに感謝しているスバルくんはそういって太陽の笑う…。
明星「だから、みんな〜!舞台にあがってきて!みんなで歌おうよっ☆
アンコールの一曲を、声をあせわて元気よく!
ほらっ、転校生!紡ちゃん先輩!遠慮しないでおいでっ、俺たちの勝利の立役者たちなんだから!一緒に歌いたいよ、喜びを分かちあおうっ☆」
そう言うと無理やり舞台にあげられるあんずちゃん、私は腕をつかむ零さんに首を振り断った。あそこはプロデューサーで、勝利の女神であるあんずちゃんが立つ場所だ…。
先輩として、そこに立っている姿を誇りに思う…。
明星「ほんとに、ありがとう!どれだけ感謝しても足りないよ!これから先も、よろしくなっ?いっぱいいっぱい、一緒に楽しい時間を過ごそうっ☆」
スバルくんが声をかけると『fine』,『Knights』,『流星隊』,『2wink』,『Ra*bits』…そして『UNDEAD』…と揃っていく。すると後ろから、肩を掴まれそちらを向くと蓮巳くんがいた。
蓮巳「お前だけ高みの見物は、よくないぞ」
『蓮巳くん…』
蓮巳「やれ、神崎」
神崎「うむ、紡殿。失礼致す!」
『えっ…待って、何を…』
鬼龍「見ればわかるだろ。ステージに行くぞ」
蓮巳「お前もこの革命の立派な立役者だ。自分だけ傍観者…とはもういかないぞ。お前もここの一員になってしまったんだからな。」
神崎「安心召されい!安全に騎士殿の元に我が届けよう!」
そういって神崎くんにお姫様抱っこをされ、ステージへとあげられる。すぐに司くんが駆け寄ってくる。
朱桜「お姉様!大丈夫ですか!」
『ビックリしたけど…、大丈夫…』
鳴上「まったく!ウチの女王様を乱暴にしたら嫌よォ!」
神崎「むっ…それはすまないことをした」
『いや…、いいよ、神崎くんありがとう…蓮巳くんのところに戻って』
瀬名「あんた、女子なんだから気をつけなってば…」
凛月「そうそう、男は狼なんだよ〜」
『ふぎゃ…狼といって人に抱きつくのはどうかと思うよ、凛月』
凛月「俺は紡の猫だから…♪」
司「凛月先輩!お姉様に迷惑をかけるのは私が許しません…!」
私にのっかかってくる凛月を司くんが剥がし、剥がされた凛月をナルちゃんが支える…。泉は私の隣に立ち口を開く。
瀬名「頑張ったじゃん。よくやったねぇ…」
『ぐぁ…髪の毛が…やだ…泉…』
瀬名「『Knights』もまだまだ頑張らないとね…」
『…うん、もっともっと頑張るよ!かっこ悪い騎士をお姫様達はご所望じゃないからね!』
朱桜「はい!私も精一杯頑張ります!」
輝くステージの中で私達『Knights』も心を新たにもう一度前を向く覚悟を決めたのであった。
初めて立つライブ中のステージは、ライトが眩しくて観客のもつペンライトと声援がステージにたつ私達の道しるべのようだった。
ずっと彼が見ていた景色の一端を私は目にしたのだった。
ステージ上の景色
「世界中に響かせよう!俺たちのアンサンブルを!」
→