再構築*涙と誓いの戴冠式
NameChange
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ここまで『Primrose』をご拝読いただきまして、誠にありがとうございます。
ここで完結となります。
お話しすることもなく、ただただ更新履歴でぼやいては更新ぼやいては更新を続けて参りましたが…折角ですのでここでこのお話について書かせていただきます。
実は、このお話を作るときに始まりから終わりまで考えた上で小説を書いていました。とにかく、自分の思い描くストーリーを文字にしたい、拙くてもいいからレオくんが幸せになるエンドを書きたい。その一心で書いて参りました。
そのときに書いていたストーリーとしては、レオくんが戻ってきたらとにかくレオくんに寄り添って寄り添って…、そのうちに恋心に気づくけど黙っているヒロインと小さい頃からヒロインが好きで、でも言い出せないレオくんと…。そして『戴冠式』で告白、そしてプロポーズするというところまでが構想でした。
しかし、書き始めるとヒロインが勝手に動き出してスタフェスでまさかの告白。お前の意志の弱さに作者が一番驚いたぜと思いながら、でもそれがヒロインが選んだ道ならと受け入れました。そのせいで、カップルになってからのお話は書けませんでした。本当はバレンタインとか書きたかったのですが……まぁ…そのうち、番外編として書けたらいいかもしれません。
そして、返礼祭では多くの公式からのセリフがありました。『Knights』を語る上で返礼祭は欠かせない話なのですが、このお話でももちろん重要です。レオくんが「おれとセナは早く出会いすぎたんだ」と言ったとき、ヒロインはどう思っていたのか。どう感じたのか、ぜひ考えてほしいんです。レオくんが返礼祭でこぼす一言一言が作者の中ではずっと「おれのことをわかってくれ」と訴えてるような気がしてならなかったんです。それがヒロインに伝わっていればいいのにな、と思いながら書きました。
本当に不思議なもので、決まっていたはずのストーリーが書けば書くほど予想外の方向にいってしまうのは、ヒロインを含めキャラクターみんなが生きてる証拠なんだなって思いました。
ただ決めていたのは
告白は「おれのお姫様に『なってください』」とプロポーズの「おれのお姫様で『いてください』」っていう二言だけは絶対レオくんに言ってもらおうと思っていました。2人が付き合ってくれて良かったです。そして早く結婚式挙げさせたいなとは思っていますが、いつになったらヒロインがその硬い口を開くのか、楽しみです。それまでは、少しヒロインのいない『Knights』のお話を書いていきたいと思います。
短い間ではありましたが、このような拙い小説にお付き合いいただきました読者の皆様には心から御礼申し上げます。
ご感想等ありましたらぜひお聞かせください。
最初から最後までこの小説を読んだよって強者がいたら下にある♡を押していってください。
本当に作者のあとがきまで読んでくださってありがとうございます。また次の作品でお会いしましょう!
それでは良い夢を!
再構築*涙と誓いの戴冠式 end.