学院生活をもう一度
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あのあとは、まるで結婚式の披露宴のような空間だった。
『Knights』を交えつつ、会場に残っていたユニットが舞台上にきては会話をし、私とレオを入れて写真をとってもらって…その繰り返しだった。薫くんが2人で撮ろうよと肩を抱くとレオがコラー!と怒りながら薫くんに飛びつくものだからなぜか薫くんを夫婦で挟むと言う謎の写真が出来上がってしまった。
かなりの時間がすぎてしまい、さすがに明日の仕事のことを考えようとなり解散となった。
『Knights』もこのGWにはイベントが多いので早めに解散した。
私はレオと一緒に、実家…
ではなく2人の家へと帰ってきた。
もうすぐ朝も近い時間になってくる頃、お互い気持ちも高ぶったままなのか、眠れずに2人でソファーに肩をあわせて座った。
『レオ、ちゃんと説明して…どう言う流れでああなったのかを…』
月永「そうだなぁ…何から言えばいいのかな…前にさ、なまえが『学生の頃に恋愛とかしてみたかった』って言ってたことあるだろ?」
『ん〜、去年の誕生日とかかな?言った気がする…付き合ってから結婚まで超特急にすぎたから…』
月永「だろ〜だからさ、学生の恋愛を少しでも味あわせてやりたくて皇帝にお願いして校舎一日貸切にしてもらった♪」
『そんな…すごいお金かかりそう…』
月永「い〜や、お金はかかってない!曲と引き換えに」
『『fine』の曲を?それは高い曲になりそうだねぇ〜』
月永「作詞はもちろんなまえだ!」
そういってレオはにししっ♪と笑う。まったく困った旦那様だ、勝手に仕事を持ってくるなんてそんな所も学生の頃から変わってない。
レオは自分の肩にある私の頭へ手を置き、撫で始める
『それはそれは…すっごく良い詞にしないとね。感謝を込めて』
月永「そうだな♪皇帝がこんな素敵なものもらえないよ〜って泣くくらいの名曲をくれてやろう♪」
『あはは、いいねいいね。』
月永「どうだった、楽しかったか?」
『うん、楽しかったよ。レオのおかげで、制服きたのはちょっとアレだったけど、レオとこうやって学校生活を過ごすのも悪くないね…ありがとう、一生の思い出にする。みんなにもありがとうをいっぱい伝えないと……すぅすぅ…』
月永「いっぱい泣いて笑って疲れちゃったな♪おやすみ…」
話していると瞼がどんどん重くなっていき閉じてしまった…意識が落ちることにレオが「大好き」と言ってくれた気がした…私も大好き…
レオと出会って、レオに愛されて、レオと同じ時を刻めて、私は幸せ者……。
そう考えながら私の意識は完全に落ちていったのだったー----。
学院生活をもう一度
『みんな、ありがとうーーー大好きだよ』
end.
HappyBirthday to you ♪