学院生活をもう一度
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休憩に入って講堂の時計を確認すると、すでに夜の10時になっていた。
細かく休憩やそれぞれMCが入るので休み休みではあるもののすでに4時間集中的に舞台を見ていた私は限界が訪れていた…
『あんずちゃん…ごめん御手洗行かせて…』
あんず「お連れします!次の休憩長いので!」
『場所わかる、よ?』
あんず「いえ、いかないといけないところがあるので!」
そういってあんずちゃんは私の手を少し強めにひいた。そういえば講堂に人が増えている...。歌い終わったアイドル達はそれぞれユニットごとに、という感じで座っていた。
そう思いながらあんずちゃんに手を引かれるがまま歩いて御手洗に連れて行ってもらい、そのあとは何故か講堂の楽屋へと連れてこられた。
あんず「遅くなりましたが、私からなまえ先輩への誕生日プレゼントです!」
『へ…?』
斎宮「やっときたか小娘、調整はしておいたぞ」
あんず「ありがとうございます!」
『宗くんにみかくん…これは』
斎宮「さっさと着替えろ。時間が少ない」
あんず「急がないと私が着替えさせちゃいますよ♪」
斎宮「それがいい、さっさとしろ」
『え…うきゃあああ…やめてえええ脱がせないでええひええええ』
勢いよく抱きついたあんずちゃんがスルスルと宗くんの作った五奇人ドレスを脱がせていく。
待って『Valkyrie』出ていけよ。人の着替えに興味無いってか、いやそれよりあんずちゃん脱がすの上手ね!?あっという間に脱がされ、ドレス用の下着姿になった私にあんずちゃんのプレゼントが着せられていく。
それもまたドレスのようで、今度は薄めの白シャツに白い細身のパンツ、ショート丈のジャケットには白のレースが何重にもつけられており、まるで…
『ウェディングドレスみたい……』
あんず「私がデザインして作りました♪先輩達の結婚式見てからイメージが浮かんじゃって♪」
『そっか…嬉しい…ありがとう、あんずちゃん』
あくまでみたいと言うだけで、ウェディングドレスではないのだがそれでも装飾が付けられていくとよりそのように見えてきて…
だんだん枯れたと思ってた涙が出てくる……
『…ッヴ…うううう…やばい…みかくん、ディッ…ティッシュ…』
影片「うわああーーはいはい、これ」
斎宮「汚いのだよ、いくつになったと思ってるんだ」
『今日は18だもん…ッズ…ズズ…JKだから…アア…ありがとう…ありがとう3人とも…みんなみんな…』
斎宮「勝手に終わらせるな。まだお前の誕生日は2時間もあるぞ」
影片「せやで♪最後まで楽しまな。損やで♪」
あんず「さぁ!先輩出来ましたよ♪戻りましょう!」
泣いた顔を宗くんがなおしてくれてみかくんが装飾をつけ直してくれる。
あんずちゃんが衣装の微調整を行って、4人で講堂へと戻った。
暗くなった講堂で足元をあんずちゃんがライトで照らしてくれる。途中で『Valkyrie』の2人とは別れ
私とあんずちゃんは元の席へと戻った。
すると舞台は明るくなって、
本日最後を飾るユニットがそこに立っていた。
レオ「最後は俺たち『Knights』が我らが女王様に極上のひと時をお届けするぞ♪」
思わぬプレゼント
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