蒼の使徒
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太宰さんの云う質問の意味を知ったのは翌日の事である。
―プルルルルッ
電話の音が喧 しく事務所内に鳴り響く。厭な予感と思いながら小さく息を吐いて電話を取った。
「はい、此方武装探偵…」
「あんたのとこの社員は一体どうなっとるんだ!」
応答している声が相手の怒鳴り声で遮られた。
またか…もう三件目だぞ…
私は内心舌打ちしながら、相手の話を聴いてみるとどうやらあの阿呆新人が今度は道路工事で使用していた 混凝土 に頭から突っ込んで来たとの通報だった。
いっそそのまま生き埋めにして呉れば善かったのに…
取り敢えず平謝りするしかなく、どの程度の被害状況か話を聴いていると相手も怒り疲れたのか四半時程で電話は切れた。連絡先を聞き取ったので、後で改めて被害額の補填をしなければならないかもしれない。穏便に済むと扶かるんだけどなぁ…
事務所ですら此 有様なら一緒に出掛けた国木田さんは今頃腹痛で倒れているかもしれないな。胃薬用意しておいてあげようか…。
そう。この太宰治と云うこの男。今朝から国木田さんと一緒に最近ヨコハマで暴れている詐欺グループの確保に向かった筈なのだが、たった数時間で太宰さんがありとあらゆる迷惑行為を行い、こうして苦情の電話が鳴り響いているのである。探偵社は政府に属する組織ではないが、扱い上公僕である。民草へ奉仕し、軍で手に負えない事件等を取り扱う。なので、どうしても世間からは厳しく見られがちであり、出来る限り行動には気を付けて欲しいのだが…
慥かに乱歩さんの奔放ぶりに手を焼く事例 は常にあったが、此の人はそれ以上だ。如何やら自殺嗜癖 と云う常人には理解の出来ない趣味をしており、仕事に意欲はなく、常に如何に楽に死ねるかどうかを考えている変態なのだそうだ。その結果、彼方此方で事件を起こし、その苦情電話が私に向けて架かってくる仕組である。
ぺトンと机に突っ伏していると医務室から与謝野さんが様子を見に出てくる。与謝野さんはおやおやと嗤いながら声を掛けてきた。
「大変だねぇ。」
「本当ですよぉ…今乱歩さんが九州に出張していて善かったかも知れないです。こんな状態で乱歩さんの相手までしてたら死んじゃいますよ。」
私は机に頭を乗せたまま答える。
彼の人は真逆 この苦情で探偵社を潰すために、ポートマフィアから派遣されて来たのではなかろうか…
……否、若しそうなら回り諄 過ぎるか。
―プルルルルッ
電話の音が
「はい、此方武装探偵…」
「あんたのとこの社員は一体どうなっとるんだ!」
応答している声が相手の怒鳴り声で遮られた。
またか…もう三件目だぞ…
私は内心舌打ちしながら、相手の話を聴いてみるとどうやらあの阿呆新人が今度は道路工事で使用していた
いっそそのまま生き埋めにして呉れば善かったのに…
取り敢えず平謝りするしかなく、どの程度の被害状況か話を聴いていると相手も怒り疲れたのか四半時程で電話は切れた。連絡先を聞き取ったので、後で改めて被害額の補填をしなければならないかもしれない。穏便に済むと扶かるんだけどなぁ…
事務所ですら
そう。この太宰治と云うこの男。今朝から国木田さんと一緒に最近ヨコハマで暴れている詐欺グループの確保に向かった筈なのだが、たった数時間で太宰さんがありとあらゆる迷惑行為を行い、こうして苦情の電話が鳴り響いているのである。探偵社は政府に属する組織ではないが、扱い上公僕である。民草へ奉仕し、軍で手に負えない事件等を取り扱う。なので、どうしても世間からは厳しく見られがちであり、出来る限り行動には気を付けて欲しいのだが…
慥かに乱歩さんの奔放ぶりに手を焼く
ぺトンと机に突っ伏していると医務室から与謝野さんが様子を見に出てくる。与謝野さんはおやおやと嗤いながら声を掛けてきた。
「大変だねぇ。」
「本当ですよぉ…今乱歩さんが九州に出張していて善かったかも知れないです。こんな状態で乱歩さんの相手までしてたら死んじゃいますよ。」
私は机に頭を乗せたまま答える。
彼の人は
……否、若しそうなら回り
