蒼の使徒
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「やあ皆様初めまして、太宰治です。今日から此方でお世話になります。どうぞよろしく〜」
国木田さんに連れられて事務室に入ってきた男は、軽薄な挨拶をしながら笑みを浮かべた。福沢さん…否、社長と懇意にしている政府の要人からの斡旋でやってきたこの男性。やや明るい髪色の蓬髪でひょろっとした体躯をしており、国木田さん程では無いが長身である。人懐っこい笑みを浮かべてひらひらと手を振りながら挨拶をした。首や手首に巻かれた包帯が気にはなるが、何となく女性受けしそうな面相である。だが…
……何故、此処に。
私はジリッと心持ち
間違いなく黒、だ。
警戒するようにジッと見詰めている私に気附いたのか、目線を此方に向けて笑みを浮かべヒラヒラと手を振る。何となく背筋が寒くなって目を逸らした。その場で云うべきか迷ったが、どの道社長の懇意にしている要人の推薦であり、現時点で私の勘以外の根拠は無い。結果、私は一度大きく深呼吸し、黙して状況を見守る他なかった。
国木田さんがゴホンと咳払いをして、後ろで手を組んだまま続ける。
「太宰は暫く俺と
「判りました。はじめまして、椎名麟です。主に事務と調査補助を行ってます。宜しくお願いします。」
私は何も知らない風を装い、出来るだけ丁寧に頭を下げた。国木田さんの同輩と云っていたので、彼にも敬語を遣った方が善いだろう。国木田さんも最初は一応先輩である私に敬語であったが、二つ下である事と休日偶に勉強をみて貰っている関係で敬語は無くなった。
私の挨拶に太宰さんはニコニコと人懐こい笑みを浮かべ、此方に歩み寄って来て云う。
「麟ちゃんだね。とても可愛らしい同僚で嬉しいよ!ねぇ、入水とか興味あったりする?」
「は?」
