恋人の観察日記
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—レオの場合。
最近気づいたことがある。
というか、気づかされた。というべきか。
──サリスは、案外着痩せするタイプである、と。
一見、儚げな美少女で、守ってあげたくなるような雰囲気。
淡い色合いのワンピースに、マントをふわりと羽織って。
街を歩けば、男たちはほぼ例外なく二度見する。
たぶん「花の精霊かなにかですか?」とか言われても違和感ない。
ただ──
あれは、外装だけの話だ。
旅を共にする中で、食事後の着替えや、寝巻き姿や、時にはタオル一枚で髪を乾かしてる姿を見て、俺は確信した。
──あの娘、めちゃくちゃスタイルがいい。
まず、腰。
一見、くびれなんてなさそうに見えるのに、実際はきゅっと締まってる。
細いのに、妙にしなやかで、かといって弱そうじゃない。
あれで斜面とか普通に登ってくるんだから、たいしたもんだ。
そして、腹筋。
ある朝、背伸びした時に服がめくれて腹が見えたことがあってな。
思わず二度見した。
うっすらと……縦に線が入ってた。
かといってガチガチじゃなくて、しなやかに割れてる感じ。
彫刻かよ。って思った。
しかも太ももも……なんというか、柔らかそうなのに芯があるっていうのか。
見た目は華奢なのに、どこか隠しきれない逞しさがある。
これも長年水中を泳ぎ回ってたからなんだろうか。
人間で言うと、毎日泳ぎっぱなしのアスリート、みたいなもんだし。
……いや、なんだこの例えは。
そして問題は……胸。
……うん。
あれはもう、正直に言うと……俺の手に余るサイズだ。
毎晩のように一緒に寝てるし、触れてる機会もあるはずなのに、
いまだに時々手を置いた瞬間「……でか……」って思う。自分で言ってて情けないが。
ていうか、出会った頃より明らかに大きくなってないか?
いや、間違いなく大きくなってる。重さとか、柔らかさとか……感触的に。
これはもう、俺のせいか?
毎日きちんと食べてるから?栄養が行き届いてるから?
いや、あの娘命の王様の娘だから、元々食事は豪華だったんだろう。
王族だからこそ育ちが良くて、代謝も、体型維持も、そういうのも……完璧なんだろう。
ってことは人魚って皆あんな感じなのか?
いやでも、サリスは「王女」だったわけで、普通の人魚よりはずっと特別かもしれん。
食生活も違うだろうし、血統的にも……いや、待て待て、どこに向かってる俺の思考。
……って、何考えてるんだ俺は、昼間から。
だが、この間もそうだった。
街の市場で五分だけ目を離した隙に、知らん男三人に囲まれててさ。
しかも全員笑顔で、「お嬢さん、花はお好きですか?」だの「隣町の劇場で舞台をされてますか?」だの、口がうまい。
サリスはというと、苦笑しながらも困ったように笑ってて、
こっちは本気で「は?何この光景?」ってなった。
俺が戻った時のあの男たちの顔。
「なんでこんなヤツが隣にいるんだ」って、あからさまに納得してなかった。
うるせぇよ馬鹿。そんなの俺が一番知りてぇよ。
しかもそのあと、サリスが何て言ったと思う?
「ふふ、レオったらすっかり過保護ね」
いや、過保護じゃねぇから。
命に関わる話なんだよこっちは。
隣にいる俺を恨めしそうに見る輩も多い。
その度に、俺は睨み返す。
殺す勢いで。
たぶん、あの視線の半分は「この娘とどうやって出会ったんだ」っていう純粋な疑問で、
もう半分は「なぜ俺ではないのか」っていう、運命への怨嗟。
でもな。
言っておく。
悪いが俺の方が早かった。
出会ったのも、助けたのも、恋をしたのも。
この手で彼女を抱いたのも、微笑ませたのも、泣かせたのも──
全部、俺だ。
……うん。やっぱりこの娘は、
美少女の皮を被った天然兵器だと思う。
この旅の最中にあと何人、心臓撃ち抜かれる被害者が出るかわからない。
だが、俺はこの目で全部見張ってやるつもりだ。
──さて、これ以上変なこと考える前に、水でも飲みに行くか。
(……だが、夜は俺の方が余裕がないってのも事実なんだよな……)
ため息ひとつ。
そして観察は続く──
最近気づいたことがある。
というか、気づかされた。というべきか。
──サリスは、案外着痩せするタイプである、と。
一見、儚げな美少女で、守ってあげたくなるような雰囲気。
淡い色合いのワンピースに、マントをふわりと羽織って。
街を歩けば、男たちはほぼ例外なく二度見する。
たぶん「花の精霊かなにかですか?」とか言われても違和感ない。
ただ──
あれは、外装だけの話だ。
旅を共にする中で、食事後の着替えや、寝巻き姿や、時にはタオル一枚で髪を乾かしてる姿を見て、俺は確信した。
──あの娘、めちゃくちゃスタイルがいい。
まず、腰。
一見、くびれなんてなさそうに見えるのに、実際はきゅっと締まってる。
細いのに、妙にしなやかで、かといって弱そうじゃない。
あれで斜面とか普通に登ってくるんだから、たいしたもんだ。
そして、腹筋。
ある朝、背伸びした時に服がめくれて腹が見えたことがあってな。
思わず二度見した。
うっすらと……縦に線が入ってた。
かといってガチガチじゃなくて、しなやかに割れてる感じ。
彫刻かよ。って思った。
しかも太ももも……なんというか、柔らかそうなのに芯があるっていうのか。
見た目は華奢なのに、どこか隠しきれない逞しさがある。
これも長年水中を泳ぎ回ってたからなんだろうか。
人間で言うと、毎日泳ぎっぱなしのアスリート、みたいなもんだし。
……いや、なんだこの例えは。
そして問題は……胸。
……うん。
あれはもう、正直に言うと……俺の手に余るサイズだ。
毎晩のように一緒に寝てるし、触れてる機会もあるはずなのに、
いまだに時々手を置いた瞬間「……でか……」って思う。自分で言ってて情けないが。
ていうか、出会った頃より明らかに大きくなってないか?
いや、間違いなく大きくなってる。重さとか、柔らかさとか……感触的に。
これはもう、俺のせいか?
毎日きちんと食べてるから?栄養が行き届いてるから?
いや、あの娘命の王様の娘だから、元々食事は豪華だったんだろう。
王族だからこそ育ちが良くて、代謝も、体型維持も、そういうのも……完璧なんだろう。
ってことは人魚って皆あんな感じなのか?
いやでも、サリスは「王女」だったわけで、普通の人魚よりはずっと特別かもしれん。
食生活も違うだろうし、血統的にも……いや、待て待て、どこに向かってる俺の思考。
……って、何考えてるんだ俺は、昼間から。
だが、この間もそうだった。
街の市場で五分だけ目を離した隙に、知らん男三人に囲まれててさ。
しかも全員笑顔で、「お嬢さん、花はお好きですか?」だの「隣町の劇場で舞台をされてますか?」だの、口がうまい。
サリスはというと、苦笑しながらも困ったように笑ってて、
こっちは本気で「は?何この光景?」ってなった。
俺が戻った時のあの男たちの顔。
「なんでこんなヤツが隣にいるんだ」って、あからさまに納得してなかった。
うるせぇよ馬鹿。そんなの俺が一番知りてぇよ。
しかもそのあと、サリスが何て言ったと思う?
「ふふ、レオったらすっかり過保護ね」
いや、過保護じゃねぇから。
命に関わる話なんだよこっちは。
隣にいる俺を恨めしそうに見る輩も多い。
その度に、俺は睨み返す。
殺す勢いで。
たぶん、あの視線の半分は「この娘とどうやって出会ったんだ」っていう純粋な疑問で、
もう半分は「なぜ俺ではないのか」っていう、運命への怨嗟。
でもな。
言っておく。
悪いが俺の方が早かった。
出会ったのも、助けたのも、恋をしたのも。
この手で彼女を抱いたのも、微笑ませたのも、泣かせたのも──
全部、俺だ。
……うん。やっぱりこの娘は、
美少女の皮を被った天然兵器だと思う。
この旅の最中にあと何人、心臓撃ち抜かれる被害者が出るかわからない。
だが、俺はこの目で全部見張ってやるつもりだ。
──さて、これ以上変なこと考える前に、水でも飲みに行くか。
(……だが、夜は俺の方が余裕がないってのも事実なんだよな……)
ため息ひとつ。
そして観察は続く──
