☆ネルファンディア
→白の賢者サルマンと、ガラドリエルの妹でエルフのエルミラエルの娘。エレボール遠征以来、時折表情に影がかかるようになったが、明るく芯の強い美しい女性。エンディアンの水の使い手で、蒼の魔法使いという異名を持っている。
　父の背信により、危機を知らせるために裂け谷に行くことになる。
　
　
【旅の仲間たち】
☆ガンダルフ
→灰色の魔法使い。サルマンとは親友だったが、彼の背信を真っ先に知って衝撃を受ける。
　ネルファンディアがトーリンを失ったのは自分のせいだという負い目を、60年経った今も感じている。
　
☆フロド・バキンズ
→ビルボ・バキンズの養子。聡明で明るく、優しくて静かなホビット。ビルボがエレボール遠征の際に拾ったあるもののせいで、運命を大きく曲げることとなる。
　
☆サムワイズ・ギャムジー
→愛称はサム。料理が得意で、実は文才もある。フロドにどこまでも付き従う忠義者。
　
☆アラゴルン
→ストライダー（野伏）の名で知られているが、実はゴンドールの正統な世継ぎ。宿命から逃げる自分に悩み続けている。エルロンド卿の一人娘であるアルウェンと恋仲。
　
☆レゴラス
→闇の森を統治するスランドゥイル王の息子。エルフの中でもとくに優れた五感を持っており、弓が得意。旅の仲間の中では、ガンダルフと共にネルファンディアの過去を知る数少ない人物。
　
☆ギムリ
→エレボール出身のドワーフで、遠征に参加したグローインの息子。ネルファンディアとトーリンの間柄は知らないが、父からネルファンディアのことは友人だと聞いている。自分をゴブリンのような奴と言った者がレゴラスだとは知らない。
　
☆ボロミア
→ゴンドール執政デネソールの長男。父の期待と重圧に苦しんでいる。根は明るく優しい人。
　
☆メリアドク・ブランディバック
→愛称はメリー。ホビットの中でもかなりやんちゃで、ピピンと仲良し。
　
☆ペレグリン・トゥック
→愛称はピピン。明るくお調子者だが、時々間抜けなホビット。メリーと仲良し。散々問題事を起こすのだが……
　

　
【闇の勢力】
☆サルマン
→白の賢者。しかしある目論見でサウロンに恭順することを選ぶ。娘へのかつての愛は狂気の中に消えたように見えるが……
　
☆サウロン
→闇の冥王。力の指輪という強力な魔力と自身の魂を込めたものを失い、闇に潜んでいたがほぼ復活。指輪を手下の幽鬼たちに探させている。
　
☆ナズグル
→元々は人間の気高い王だった者たち。サウロンの指輪の力に取り込まれ、彼の手下となっている。モルグルの刃という呪いのかかった剣を使う。
　
　
【中つ国の民たち】
☆ガラドリエル
→ロスロリエンの奥方。ネルファンディアの叔母で、一行を見守っている。
　
☆エルロンド
→最後の憩いの地、裂け谷の主人。アルウェンの父。
　
☆アルウェン
→エルロンドの娘で、ネルファンディアの幼馴染。アラゴルンと恋仲。
　
☆ビルボ・バキンズ
→ネルファンディアとエレボールへ共に旅をした仲間。力の指輪を持っていたがために長生きをしている。
　
☆トーリン・オーケンシールド
→ネルファンディアの婚約者であり、エレボールの亡き王。