氷帝編〜Episode1〜*
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「あ、はい、お休みなさい…」
まだ納得が出来ないような顔の鳳が、それでも先輩からの呼び掛けに反射的に答えると、
「じゃあな」
宍戸もあくびをしながら自分の部屋へと戻って行った。
(あ…)
廊下には自分一人しかいない。それに気づくとあわてて忍足の寝ていたベッドへ駆け込んだ。
「鳳、いつまで寝てるんだ。早く起きろよ。朝食前にロードワークだろ? 」
「…ん……え…日吉…? 」
揺り動かされ、寝不足の目をぼんやりと開けると、テキパキと着替えを済ませる日吉が視界に入る。
「…あれ、お前が来るのは明日じゃなかったっけ…? 」
両手で顔をこすり、どうにかこうにか重い身体を起こすとまだはっきりしない意識の中で、日吉に目線を合わせた。
「…何を言ってるんだ? 明日来るのは三年の先輩達だ。 俺達はレギュラーでも二年なんだから、先に来て合宿の下準備をするんだろ? もうボケたのか? しっかりしろよ」