氷帝編〜Episode1〜*
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「そんなもんやって」
笑いながら忍足が、向日の肩を軽く叩いた。
「ほな、お休み。寝坊は禁止やで」
明日…いや日付は今日だが、合宿なのだから当然朝が早い。
おそらくレギュラーは全員睡眠不足だ。わかってはいるが、ひと時の好奇心には負ける。
「…休憩時間に寝るからいいって…お休み」
「お休みなさい、先輩」
向日に続いて鳳も忍足に声をかけた。
「ああ、お休み鳳。またな」
各部屋の扉が次々と閉まり、廊下はすぐに静かになった。
「…さすがにこの時間じゃ眠いや…」
扉を閉めた鳳も、目をこすり自分のベッドに向かった。レギュラーは二人部屋なので、それぞれに一台ずつベッドがあり、鳳の向かいのベッドには、先に戻った同部屋の相手がとっくに寝てしまっているようだ。
(素早いな…宍戸さんは…)
宍戸が潜って、盛り上がっている布団を見ながら鳳も自分のベッドに潜り込んだ。