青学編
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繊細なほど優しげな微笑みを向けられ、私の鼓動が初めての高鳴りを告げた。
「よかったらこれからも、君のお見舞いに来ていいかな? 」
帰り際、不二くんにさり気なく問いかけられた。
「もちろんタカさん抜きで…」
続く言葉は耳元でこっそりと囁かれ
「…あ、うん。ありがと…」
うつむくようにして答えるのが精一杯だった。
自分でも頬が熱くなるのがわかったから…。
でも、何で私に…?
隆くんから、不二くんは女の子に人気があって、凄いモテるって聞いた。
わかる。
それはわかる。
見ただけで、憧れの王子様そのものだもん。
モテない方がどうかしてる。
だから、不思議。
こんな…病室から動けない、学校へも行けない、何も出来ない私に…。
多分きっと、物珍しさ。
不二くんの周りにいないタイプなんだろうな…。
それならそれでいい。