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氷帝編〜Episode1〜*
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「何しとんの? 」
遅れて来た忍足が、コート上で言い争う向日と宍戸の姿を見て、滝に聞いた。
「見解の相違ってヤツかな? 」
「…何やのそれ」
笑って答える滝の姿が忍足には謎だ。
「ふぅん。けど、岳人と宍戸はなかなかええ音出すと思うねんけどな」
「音? 」
「何の話だよ! ダブルスだろ? 」
練習にならない二人に近づき、話を聞いた忍足が楽しそうに伝えた言葉がそれだ。
「シ・シ・ド・ミ・ソ」
「何だよ、それ」
「冗談かよ、笑えねーっ」
一瞬二人も顔を見合わせたが、すぐに笑い出した。
「ほな、練習しよか。跡部も生徒会終わったら来る言うてたし、榊先生もすぐ顔出すみたいやしな」
「OK! 侑士が来たらこっちのもんだぜ」
「けっ! 返り討ちにしてやる。日吉! 来い。俺と組め」
やっと練習が始まって、向日のアクロバティックも冴え渡り…。
(くそ! 長太郎、明日は絶対出て来いよ! )
(下剋上だ…)
fin.