青学編
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「サラダとスープは皆で作りましたけど、おむすびと盛りつけはあたしです」
照れくささと誇らしさが混ざった笑顔で七星は言った。
「それはきっと先生も喜ぶよ」
それじゃ、と職員室前で七星と別れると、不二は急いで自分の教室へ向かった。
「不二ってば先に行ったはずなのに、何してたの~?」
菊丸が机いっぱいに並んだおむすびをパクつきながら、不思議そうに聞いたが
「ちょっとね」
と言うだけで、不二は自分の鞄から弁当を取り出すと、教室を飛び出して行った。
「先生」
職員室に駆け込んだ不二が話しかけた教師は、今まさにおむすびを食べようと手を伸ばしていたところだった。
「不二か、どうした?」
教師は手を止め、身体を不二のほうへと向ける。
「先生、物は相談なんですが、ちょっとトレードしませんか?」
不二は満面の笑みを浮かべると、自分の弁当を教師の机の上に置いた。
「先生、お盆を下げに来ました」
昼食が終わり昼休みに入る頃、七星が再び職員室に顔を出した。
「あれ、不二先輩……?」
担任と一緒に振り向いたのは、なぜか不二だった。
「ふふ、今日はよく会うね。じゃ、先生、失礼します」
教師に会釈すると不二は七星に笑いかけ、そのまま職員室を後にした。