いつもの青学ヒロインの他に、他校関連のヒロイン全てをまとめて『他校ヒロイン』として登場します。
その他・青学他校混合編〜Episode1〜
空欄の場合は夢小説設定になります
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「さて、腹がふくれたならゲーム開始といくぜ」
跡部が高らかに開会宣言をすれば、うっしゃーと正月の青空に三校の声が轟いた。
「ゲームの主旨は簡単だ。とにかくポイントを稼げばいい。シングルスは個人戦、ダブルスは学校戦だ、いいな?」
「おう!」
「よし、ではまずシングルス、氷帝日吉対立海柳」
跡部の説明に沸き立った面子も、意外な組み合わせに驚く。
「ほう、参考までに組んだ理由を聞かせて貰えるだろうか?」
並んだ列から一歩前に出た柳は、表情には出ないものの興味津々といった雰囲気を醸し出している。
「理由は説明を聞きゃわかる。お前たちがやるのは暗算テニスだ」
「暗算?」
日吉と柳どころか、その場にいた全員が驚いた。
「日吉は珠算、柳は暗算に長けている。だろ?」
ニヤリと笑う跡部に、柳もゆるやかに唇の端を持ち上げた。
「試合方式は、片方がサーブを打つと同時に三桁から五桁の読み上げ算が開始される」
「と言うことは、サービスエースは狙えないわけだな」
「ああ。どちらかが決めるか、落とした時に双方の答えを聞き、正解者にポイントが入る。両方正解、両方誤答は引き分けで、片方が正解するまで続けてもらう」
跡部は日吉と柳を交互に見ながら説明すると、
「だとすると、故意にラリーを長引かせたりしてもいいわけですね?」
日吉の目が光る。
「ふむ、そういうことになるな。ならば、長期戦にもつれ込ませたほうが俺の勝利は確実だ」
「そんな事を言っていいんですか? 恥をかきますよ、柳さん」
「うはー日吉と柳、すげーな」
試合前から二人の間に火花が飛び散り、周りも若干引いた。