いつもの青学ヒロインの他に、他校関連のヒロイン全てをまとめて『他校ヒロイン』として登場します。
その他・青学他校混合編〜Episode1〜
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その時、みんなの後ろでこっそりと笑いをかみ殺す柳蓮二を見た。
「柳くん! この珍名騒ぎは柳くんの発案なの?」
レギュラーをかき分け柳くんの元へ駆けつければ
「名字名前はお気に召さないか?」
嫌味なほど涼しげに口元をほころばせた。
「いやいや、意味不明だよ。何がしたいの?」
「色をつけると言っただろう?」
あれはお菓子とか、物をくれるんじゃないのか?
私が首をひねれば
「小川が好きな夢小説をリアルにしてやろうと思っただけだ。いいだろう?」
相変わらずニヤつく柳蓮二の言葉に、全身から一気に血の気が引いた。そして、反対に顔にだけ引いた熱が集まり出した。
図書室で私の真後ろに立っていた柳蓮二。
あの時、私が読んでいた夢小説を、柳蓮二もまた読んでいたのだ!
気づいたら顔はもう大火事なんてものじゃない!野焼き状態だ。
「や、柳……」
「話は後だ、名字。氷帝が来た」
いや、だから、名字名前ってデフォルト名じゃないか!
声にならない胸の内を叫ぶ。
「よう、お前か? 名無しってのは」
「……は?」
氷帝の跡部くんが私の前に腕組みをして立った。
「今日はよろしゅうな、名無しちゃん」
伊達眼鏡という噂の忍足くん。
「お前、名無し名無しって言うんだって? 変わってんなー」
そんな人いるわけないでしょう! と、元気に跳ねる向日くんに開いた口がふさがらない。
「どうした名字、青学も来たぞ。準備はいいのか?」
楽しんでる。絶対柳蓮二は楽しんでる!
「遅れたか? すまない。……姫野だったか?」
「は?」
真田くんと並ぶ、真面目顔な青学の手塚国光まで身に覚えのない名前を口走る。
「今日はよろしくね。姫野愛梨さん」
不二くん、誰じゃそれは。
「どうだ? 少しは夢小説のヒロイン気分は味わえたか?」
疲れ果てた私の後ろに、また柳蓮二が立った。