いつもの青学ヒロインの他に、他校関連のヒロイン全てをまとめて『他校ヒロイン』として登場します。
その他・青学他校混合編〜Episode1〜
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「……今度は俺かよ。誰とだって?」
つぶやくなり宍戸は、素早く氷帝テニス部顧問であり、今回の合同合宿の総監督でもある榊太郎が書き出すホワイトボードへと視線を走らせた。
「B班は氷帝・宍戸亮、青学・乾貞治、立海・柳生比呂士」
「げっ……」
宍戸の脳裏を、乾汁が瞬間かすめていった。
「おモロい取り合わせが続いて笑えるわ」
忍び笑いをする忍足を横目に宍戸は短く舌打ちすると、座席の下に押し込んであった合宿用の荷物を詰め込んだバッグを引っ張り出し、肩にかけた。
「よろしく、宍戸くん、乾くん」
「ああ」
柳生の挨拶に宍戸が簡単に相槌を打つと、先ほど芥川達が出て行ったドアから自分達に割り当てられている部屋へと向かった。
「は~、俺は最後の班かいな……つか、残り物には福って言わへんか?」
「充分過ぎる福じゃない?」
「ふふ、確かにね」
班構成が決まり次々と各校メンバーが部屋から去り、ガランとなった室内に残った三名。
氷帝・忍足侑士、青学・不二周助、立海・幸村精市、だ。
「けど、誰が考えたんやろな。氷帝、青学、立海の三校合同合宿はわかるとして、合宿中の部屋割りが各校一人ずつの三名で、練習も行動も班ごとやなんて」
部屋に向かいつつ、忍足は両脇に並んで歩く二人に言った。
「寝食共の行動だと、同じ学校同士だと馴れ合ったりしてしまいがちだろ? だから普段はわからない他校と触れ合う事で、我が身を振り返り、ひいては母校の恥にならないように……ってところじゃない?」
見本のような回答を口にすると、幸村は楽しそうに微笑んだ。