いつもの青学ヒロインの他に、他校関連のヒロイン全てをまとめて『他校ヒロイン』として登場します。
その他・青学他校混合編〜Episode1〜
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「ん? …あー! てめぇは木更津じゃねぇかっ!? 」
ここで会ったが百年目、とでも言いそうな勢いで、宍戸は六角の木更津亮を指差した。
氷帝と青学の練習試合の日、七星から預かったままの木更津の腕時計。
(くそ! 突っ返してやるつもりが今日は持って来てねぇ…激ダサだぜっ! )
「…知り合いなんですか」
財前は、それぞれを迎えに来た相手同士が一悶着起こしそうな気配に天根に聞いた。
「まぁ、知り合いかな。友達とは言い難いし、けどライバルには間違いないぜ」
「ライバル? 」
「ああ、テニス部で…て、氷帝の宍戸が来たってことは、あんたもテニス関係なのか? 」
「そうですね」
ややぶっきらぼうに答える中で、なぜ宍戸が…と思ったが、白石と謙也は来たばかりで土地勘がないからだ、とすぐに察することは出来た。
「四天宝寺…昨年度の全国大会4位か…」
天根と木更津の目に財前は、大きなライバルとして映った。
中華街で合流すると、氷帝、四天宝寺、さらに六角まで加わり、かなりな人数になってしまった。
「立ち話もなんだ。特に用事がねぇなら、一緒に何か食うか? 」
昼時である。元々昼をここで食べるために来たのだ。跡部の申し出に六角メンバーにも異論はない。それに中華とは多人数で食べて楽しむ料理だ。