いつもの青学ヒロインの他に、他校関連のヒロイン全てをまとめて『他校ヒロイン』として登場します。
その他・青学他校混合編〜Episode1〜
空欄の場合は夢小説設定になります
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「部長、皆の所に行ってもいいっすか? 」
各校部長のいる場所に自分がいつまでいても仕方がないと思い、越前が氷帝の正門から校庭へと視線を向けて手塚に言った。
「遅刻の理由は何だ」
腕組みの姿勢のまま手塚は視線を越前へと落とす。
「…目覚ましのベルが止まってました…」
「俺もっす、幸村部長。確かに昨夜セットしたはずなんすけど、目が覚めたら止まってました」
両名が並んで、それぞれの部長に同じことを申告する。
「それは、鳴った目覚ましをお前が勝手に止めたんだろう」
「そうだよ赤也。お前も自分で止めたんだ」
手塚に続き幸村も同じことを言う。
「そんな、寝てるんすから自分で止めたかなんてわかりませんよ」
もう一度首をすくめる切原。
「赤也。目覚まし時計のアラームはね、自分で止めない限り約40分も鳴り続けるんだ。そして止めていないのだから、停止ボタンはセットされた時のままだ」
「…う…」
(時間を計ったのか、この人は…)
ひるむ切原、呆れて感心する越前。
「まったくたるんどる! 」
「そうだね、寝る時間をもっと早くしたらどうかな」
「けど、なして起きられへんの? 」