いつもの青学ヒロインの他に、他校関連のヒロイン全てをまとめて『他校ヒロイン』として登場します。
その他・青学他校混合編〜Episode1〜
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しかし、暗い夜道に鼻が光る…。彼の鼻は発光ダイオードなのでしょうか。いや…生物なのですから、クラゲや深海魚のような自家発電が出来なければなりません。
身体のメカニズムが他のトナカイとは異なるのでしょうね。我が聖ルドルフにもそのような選手がいたなら…電飾のプリンスと呼んで差し上げますよ。
でもテニスでナイトゲームはそうあるものではないですから、せっかくの技は披露出来ませんね。
つまりませんね。
あ、でもクリスマスのイルミネーションを背負って、ラケットのガットにもちりばめたなら、ボールを打つたびにピカピカして楽しいでしょうね。
誰かやりませんか。
そうそうネットにもイルミネーションですよ。審判席はツリーの上にしましょうね。
んふっ。
「何してるんだーね、観月。練習時間だーね」
「練習…? 」
ルドルフの学生寮のロビーで、一人にやつく観月に上から降りて来た柳沢が声をかけた。
「寮でクリスマス会やるって決めただーね」
「…そうでしたね」
渋々来客用のソファから立ち上がる。
「ああ、そうだ。余興でクリスマステニスしませんか? 」
「クリスマステニス? 」
「そう、仮装したりね」
「面白そうだーね。サンタやトナカイがテニスするだーね? 」
「そんなところです」
観月の目が笑った。
電飾テニスとは誰も思うまい。
fin.