その他・青学他校混合編〜Episode1〜
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『立海土産』
「…これは何だ」
「大阪土産や」
「…なぜまた俺に? 」
「お前宛てやないで、真田。今日は立海と氷帝の練習試合やし、友好も兼ねてテニス部宛てに持って来たんよ」
「そうか。それは失礼したな。では遠慮なく頂くとしよう」
立海大テニスコートに真夏の日差しとセミの声が降り注ぐ中、練習試合にやって来た氷帝の忍足侑士が、立海大副部長、真田弦一郎に菓子包みと思われる大きめの四角い箱を渡したところだ。
「土産って何すか、真田副部長」
耳ざとく話を聞いた切原が、素早く、しかしあくまでもさり気なく真田に近づくと、手元の箱を覗き込んだ。
「わざわざすまないね、忍足」
部長の幸村も、真田に並ぶと軽く会釈をして礼を述べた。
「ああ、ええんよ。土産物屋で見たとたん、これは絶対、立海土産にせなアカンて思うたくらいの土産なんよ」