いつもの青学ヒロインの他に、立海ヒロインと立海関連のヒロインが『立海ヒロイン』として登場します。
立海編
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『ちょっとホワイトしてみない?』
『14日の土曜日なんだけれど、出てこられる?』
そう幸村さんから連絡が入ったのは、3月になって割とすぐだったと思う。
「14日ですか? 大丈夫ですよ」
早めの予定だったので、まだスケジュール欄は空白だった。
『じゃあ、青学と立海の真ん中辺りのファミレスでランチをしよう』
お互いの中間地点、という約束で集合時間を決めた。
14日当日、指定のお店に着いたらびっくり。
「あー、七星ちゃん。こっちこっち!」
大きく身を乗り出した丸井さんと切原さんが手を振ってきた。
「あれ、立海の皆さん……」
お店の一角に立海テニス部レギュラーメンバーがずらりと勢揃いしていた。これで驚かなきゃ嘘だ。
「ミーティング、ですか……?」
「まさか、それは部室で済んでいる」
柳さんが少し微笑んで言った。
「七星ちゃん、こっち来るなり」
仁王さんがひとつ空いた席をポンポンと片手で叩き、あたしを呼んだ。
「あ、はい。失礼します」
お誕生日席のような雰囲気で若干居心地の悪さを感じつつも座った。
右隣は幸村さんだ。
「さて、主賓も来たし始めようか」
(主賓?)
「おー、待ってました!」
「ここ、値段の割にボリュームあるし、財布に優しいよなー」
あたしの疑問にお構いなしに、立海メンバーはメニューとにらめっこだ。
「七星さんもどうぞ」
幸村さんがメニューを広げて近づけてくれた。