いつもの青学ヒロインの他に、立海ヒロインと立海関連のヒロインが『立海ヒロイン』として登場します。
立海編
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丸井が『もちろん』を強調しつつ物陰から現れた。なんだかタイミングがよすぎると思った七星だが、
「もちろんです」
と、若干引き気味の笑顔で甘そうなストロベリーを手渡した。
やりぃ!とガッツポーズをとった丸井は「サンキュー!」の言葉と共にすぐにその場を去った。
「えーと、俺のもあるよね?」
次に現れたのは赤也だった。
(もしかして陰で並んでるの?)
七星の困惑をよそに、
「プリ!」
「お忙しいところをわざわざお越し頂きましてありがとうございます」
「なんか、俺まで悪いな」
仁王、柳生、ジャッカルと続き、七星の思うように、レギュラー全員がいかにも偶然を装い、次々とチョコを獲得していったわけだ。
「あれ……?」
万が一を考え、母が持たせてくれたチョコレート羊羹の数はレギュラー分。
手提げの中でひとつ残った黒のラッピング。
「真田さんのだ……」
キョロキョロと周囲を見渡したがもう人影はない。
「どうしよう」
まさかメンバーに言伝てるのも物が物だけに失礼だな、と思った。
仕方なくバス停に向かおうと、正門を出たらそこに真田がいた。
「遅くなるといけない。送ろう」
端からでも緊張の極みに入ってしまい、ぎこちなさがわかる真田の様子に七星はちょっと微笑ましく思った。
「ありがとうございます。真田さんこれ、どうぞ」
ひとつ残った羊羹を両手を添えて手渡した。
「か、かたじけない」
どこの武士だ?
バスを待つ間、七星は真田からぬくもりを貰えたと思った。
fin.