いつもの青学ヒロインの他に、立海ヒロインと立海関連のヒロインが『立海ヒロイン』として登場します。
立海編
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「いいっすね。いかにも効果ありそうな感じっすよ」
「決定的! んじゃさっそく。始めの1~本」
ここにチームワークがいきなり結集する。常勝立海、王者立海。万歳だ。
「…あれ…。今みんないなかった…?」
午後の陽射しが少し傾き、うららかさに陰りが出る頃、幸村はようやく目を覚ました。
「ああ、つい今しがたまでいたが、何やら用事があるとかで同時に帰っていったよ」
一人残った柳も帰り支度をしている。
(まぁ、真田だけは見ていられないと忍び泣きで帰ったがな)
「あれ……」
幸村が伸びをして身体をほぐした後、あくび半分に目をこすった。微妙な違和感を感じる。
「ねぇ、蓮二。俺の目変じゃない? 何だか妙に瞼が軽いような…スカスカするような…とにかく変なんだけど…変じゃない?」
繰り返すように、目を盛んにパチパチさせながら幸村が柳に視線を向けて聞いた。
「ふぅむ。何と言うか精市、それは瞼の呪いだ」
「ま…瞼の…呪い?」
しばらく無言で幸村を見つめた後、ゆっくりと柳は告げた。告げられた幸村は目が点だ。
(呪い?そんなバカな。大体瞼の呪いって何だよ。何で瞼なんだ。それに蓮二ってこんな非科学的なこと言う奴だったのか?笑ってしまうじゃないか)