いつもの青学ヒロインの他に、立海ヒロインと立海関連のヒロインが『立海ヒロイン』として登場します。
立海編
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「………」
幸村が、その綺麗な整った貌(かお)に、うっすらと微笑みを浮かべながら俺に近づく。
「そんなことを言う口は、どの口かな?」
幸村が思いっ切り、俺の口を左右に引っ張った。
「ひゃひゃ…!ひゃひゃひゅひゃひゃふ!ひゅひぃひひゃひぇふ!ひょひょひょふひぇひぃひゃひゃひぃひゃふ!」
『わゎ…!幸村さんすみません!喜んで頂きます!』
幸村がにぃ…と唇の両端を持ち上げた。
「素直が一番だね。はい、ガム」
幸村が、俺の胸元をポンとガムで軽く叩いて渡した。
俺は、幸村のガムを受け取ると、逃げるように部室を後にした。
(くそ、幸村のヤロー!思いっ切り引っ張りやがって、痛ぇじゃねぇかよ~!)
俺は、口をこすりながら歩いた。
「お!丸井」
不意に声をかけられ、振り向くと
「ガムならあるだーね」
(はぁ?ルドルフのアヒル!?なぜてめぇがここに?…つか、何でてめぇまでガムなんだよ?)
「観月と来たんだーね。それがはぐれたんだーね」
(そーかよ。それは大変だーね…って、移るなよ俺!)
「ガムならあるC~」
「ぬはっ?」