いつもの青学ヒロインの他に、立海ヒロインと立海関連のヒロインが『立海ヒロイン』として登場します。
立海編
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恋人と呼べるような関係は精市が初めてだったけど、精市からしたらどうだったんだろう。
結局私は、最初から最後まで、恋人ごっこをしていたように思える。
精市の中には常に『元カノ』が住んでいて、彼女が以前のように精市の所に戻れば、精市は難なく彼女を受け入れてしまう…。
そう…精市が好きなのは、後にも先にも彼女ただ一人…。
私は精市にとって一体何だったんだろう…。
今となってはわからない。
「しかし、幸村の元カノは結構気紛れで、何度も幸村から離れているぞ? 」
「それでも、だよ」
好きになったら関係ない。精市は待ち続けるに違いない。
恋愛とは勝手なもの。
「意外に一途だな…幸村も」
「そうだね」
「どうしたんじゃ、柳。もう始まっとるぜよ」
私の後ろから仁王くんの声が柳くんを呼んだ。
「ああ、今行く」