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氷帝編〜Episode1〜*
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「ちょっといいか?」
「はい、何でございましょう?」
跡部の採寸を始めた店員に、
「先ほどの娘は俺が懇意にしている家の娘だ」
ちらりと視線を向けるとそう言った。
「さようでございましたか、知らぬこととはいえ失礼致しました」
店員はかしこまるように姿勢を正すと、跡部に深くお辞儀をした。
「それで、だ」
「はい」
「娘の父親にこの店で最高のシャツを仕立ててやって欲しい」
跡部がじっと店員を見つめると、店員は穏やかに微笑んだ。
「かしこまりました。当店最高のお仕立て品をお届け致します」
「よし、準備は出来たぜ、お嬢ちゃん。こっちへ来な」
「え?」
採寸していたはずの跡部がいきなりドアを開けたと思ったら、七星の腕を取った。
「あ、あの、跡部さん? 採寸は……」
「とっくに終わった。お前の父親の身長は?」
「え、あ、跡部さんより低めです!」
「サイズは計って来たんだろうな?」
「も、もちろんです。ここに……」
あわててバッグからメモ帳を引っ張り出すと、数字の書かれたページを開いて見せた。
「よし。さあ、生地はこの中から選べ」
気づけば上階の部屋に通され、見本の布地よりはるかに手触りのいい生地が納められた棚が並ぶ場所に連れてこられた。
「お前の父親はいつもどんなワイシャツを着ているんだ?」
「え、あの、ほとんど白ばかりだから、カラーシャツを贈りたいかなって……」
跡部の質問に、七星はあらかじめ考えて来たことを告げた。