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氷帝編〜Episode1〜*
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「夢の中で電話すればいいし~」
明日香は嬉しそうに笑った。
「でも、もっと話したいんだよ。どうすればいいんだろ~」
「メールしたらええやん」
忍足はあっさりと言った。
「ええ? 話したいのは会ってる時だし~」
「せやから、宛先なしの新規でメール立ち上げて、二人で交互に『どこ行こか』とか『何食べる』とか会話したらええやん」
ベンチに並んで座る忍足は、静かに笑った。
「あ~。そだね、忍足ありがと~」
慈郎の笑顔に、またふんわりとぬくもりが広がった。
「芥川」
「あ、監督…」
さすがに榊に呼ばれると、慈郎も幾分かしゃっきりと立ち上がった。
「その子は、声は出せるのか?」
「え…?」
「明日香ちゃんのことや」
後ろから忍足が囁いた。
「あ、え~、笑ったりするし、時々短い言葉を話してくれるんだ~」
明日香を思い出しながら、照れたように笑った。
「そうか、口話が出来るなら芥川が聴く力を身につければ、かなり会話が成り立つはずだ」
「口話…?」
「音が聞こえないということは、自分の声も聞こえないから、話し方がわからないのだよ」