氷帝編〜Episode1〜*
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『その時歴史は動いた』
「…はぁ…こらまたごっつうエラいもんやな…驚きやわ」
夏休み中の部活後、一人部室のパソコンの前で感心したり、驚嘆したり…の忍足侑士の独り言が部誌を書き終えた跡部景吾の耳にも届いた。
「うるせぇな…さっきから何をブツブツ言ってやがる」
「…あ? 何や跡部、おったん? 」
始めから居るのが百も承知なくせに、白々しく、さも驚いたかのように振り返る。
「…居て悪かったな」
わかりきったことを言われ、ムスッとして跡部も答える。
「ま、ええやん。こっち来てみそ」
何がいいんだか、相方の口真似をして跡部を呼ぶ。
「……」
面白くなさそうな顔をしながらも、忍足の隣の椅子を引くとどっかりと跡部が座った。
「これなんよ。ちょっと興味あってな、武田信玄を調べとったら…」
つまらなそうな跡部の顔を見ながら、楽しげに忍足はパソコンの画面を指差した。