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氷帝編〜Episode1〜*
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「…聞いて来たぜ。他の運動部はユニフォームのオークションや握手会、記念撮影なんかでチャリティするみたいだな」
「何や、そっちの方が格段にええやん。楽やし、練習する必要なんもあらへんやん」
いったん部室から出て情報を集めに生徒会室に行った跡部が戻ったとたん、忍足も反発した。
「…ですが、榊先生が決めてしまいましたから…」
鳳が力なく告げる。
「…まったくだぜ。仕方ねぇ…こうなったら、一曲だけ三人で演奏して、後はリクエストを即興で受ける。オークションにすれば、大して演奏する必要はねぇだろう。…どうだ? 」
…苦虫を噛み潰したような表情で、跡部が二人の顔を見る。
「…あ、いいですね。チャリティの趣旨にも沿いますし、俺、部長の意見に賛成します」
「…そやな。それが一番手っ取り早いやろな…」
と言うことで三人の意見はまとまり、一週間ほどしかないチャリティ当日に向け、昼休みだけの練習に入ったのだ。