夏の幻*
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「えっ?まさか!彼は越前くんだよ!?七星さんがそう言ったんだから!」
お兄ちゃんが焦って言った。
「えぇ?だってさっき、跡部さんが七星さんと一緒に車に乗って行ったんだから」
「………」
「………」
二人で顔を見合わせてしまいました。
「…渚、それ跡部くんの方が迫ってなかったか?」
お兄ちゃんは考え込むようにして私に言います。
「あ…うん。そう言われれば七星さんは、誤解されます…って」
私はあの場面を思い出しながら、お兄ちゃんに言いました。
「…やっぱり…七星さんモテそうだったもんな…跡部くんまでが目をつけるなんて………渚、お前さっきショックって言わなかった?」
いきなり矛先が私に来ましたた。
「え…言ったかなぁ…」
「跡部くんはダメだ!軽薄そうだし、女にモテるし、お前には合わないって。不幸になる!」
(お兄ちゃんムチャクチャ…)
「そうだ渚! お前七星さんに連絡取れるんだよな?」
いきなりお兄ちゃんが気がつきました。
「俺を七星さんに会わせてくれない?頼むよ」