夏の幻*
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「さっき…会ったの」
ちょっとお兄ちゃんの反応を知りたくて、もっと七星さんの約束を破った…。
「さっき? 会ったって?どこで?何でお前と会うんだ?」
…今度は私の方が、驚いた。
だって…お兄ちゃん真剣なんだもん…。
「う…うん、ちょっとぶつかって…」
氷帝のカップのとこは、省いてお兄ちゃんに、今日のことを説明した。
そうしたら……
「そうか…お前が七星さんと…」
こんな…優しく微笑むお兄ちゃん…初めて見た…。
「お兄ちゃん…もしかして七星さんのこと…」
私は、思わずお兄ちゃんに聞いてしまいました…。
「え、や…まぁ、そうだな。ひと目惚れ…だ」
お兄ちゃんは焦りまくりながら(こんなお兄ちゃんも、初めて見ました)
私に言いました。
「もう、出会ったその場で彼女にしたくて、必死に口説いたんだけど、もう彼氏がいてさ。かなりショックだったな~」
「えっ、七星さん、彼いたの?わぁ…」
何だか…私の方が照れてしまいます。
(でも、七星さん凄く可愛いもんね…あれは絶対男子にモテるわ…)
私は、もし自分があんなに可愛いかったら、跡部さんにも告白出来るのにな…って、ちょっと七星さんが羨ましかった。