パラレル・どっと・混む〜Episode2〜
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「爆弾を仕掛けた奴は、乗客であるテニスメンバーに恨みがあるって事だよね」
『そうなるよね。だけど、爆弾仕掛けられるほどの恨みって相当だと思うよ? 彼らは英国で一体何したんだ?』
確かにそうだと、レギュラー陣も困惑の表情を浮かべる。
『でも、おかしくないスか? 俺たちは普通に帰国出来たっスよ?』
部室のテーブルの上に置いた切原の携帯をスピーカーホンにして囲み、何か策はないかと盛んに意見を出すメンバーたち。
『次元が違う、としか説明がつかないのが現状だ』
『そうですよね。何もかもが同じではありませんし』
そうだ、実際こちらにいるテニスメンバーはまだ中学生だが、電話の向こうの彼らはもう高校生だ。
『おっと、一ノ瀬さんお待たせ。待望の人が来てくれたみたい』
「え?」
誰だろうと思ったら
『やはり餅は餅屋。わからない事はその道のプロに頼むのが一番だ』
『弦一郎のお祖父さんが警察関係でね。そのつてで来てもらった』
「え?」
『爆弾処理班』
「ええ?」
『スゲー! 刑事ドラマみたいっスよ! 一ノ瀬さん』
興奮する切原くんに自分のびっくりがちょっと和らいだ。
処理班の人たちは送った画像データから解析して、処理方法をこちらに知らせてくれたけれど
(コードを切る物がないってば)
『俺のバッグなら、小型のカッターやハサミがペンケースに入っているはずだが、そこにあるのは中三の柳のバッグだからな……』
『私のバッグにも母が持たせてくれた携帯用のミニソーイングセットがあるのですが、なにぶん中学生の柳生のバッグですし……』
皆語尾が濁る。
わかったよ、要は「客室にいる連中と連絡を取れ」ということだよね。
でも、爆弾仕掛けた犯人って、客室乗務員だよね? じゃなきゃ機内に仕掛けるなんて出来ないし。