パラレル・どっと・混む〜Episode2〜
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「え、と。久し振りだね切原くん。私、一ノ瀬だよ」
『一ノ瀬さん!? マジっスか? 一ノ瀬さんからかけてくれるなんて初めてじゃないスか!』
弾けるように喜ぶ切原くんにこちらも釣られる。
『どうしたんスか? あ、まさかこっちに来るとか?』
いや、それは多分無理だろうな。とは言えないから、早速本題に入った。
「えーとね、もし近くに柳くんがいたら呼んでもらえるかな?」
俺じゃダメなんスか? とぶちぶち言っていたけど、すぐに声が変わった。
『柳ですが、一ノ瀬さんて伺いました。どうされました?』
この柳くんとは幸村くんとの病室でしか会っていない。
親睦がさしてないから他人行儀なのは致し方ない。
「相談なんだけど、爆弾を解除したいんで協力してもらえるかな?」
『爆弾!』
さすがの柳くんもあまりに意外だったせいか、かなり大声を出して驚いている。
『なんじゃ参謀』
『どうなさったんですか?』
『おいおい、柳らしくねーだろぃ?』
『蓮二どうしたの?』
口々に仲間が集まって来たのがわかる。
『いや、あまりの事に動揺してしまった。俺としたことが一ノ瀬さんすまない』
『お? 一ノ瀬さんなんか?』
『え、蓮二ずるくない?』
ちょっとガサゴソと雑音が入る。
『というわけで、俺幸村に変わったから。いいよね? それとも俺じゃ物足りない?』
有無をも言わさぬ割には優しい幸村くんの声に、湧くのは苦笑いばかりだ。
「幸村くんじゃダメって事はないよ。私は爆弾解除のアドバイスが欲しいだけだから」